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鹿児島地方気象台が２９日、ソメイヨシノの開花を発表しました。桜の便りを聞くと気になるのが、お花見ではないでしょうか。お花見スポットとしておなじみの鹿児島市の甲突川河畔では、まさに開花発表の２９日、お花見が解禁されました。

（井上彩香キャスター）
午後３時過ぎの甲突川河畔。日中はブラウス１枚でもよいほどの暖かさです。甲突川河畔の桜は満開には遠いですが、可憐なピンク色の花をつけています。そしてブルーシートも。夜のお花見に向けて場所取りをしている人もいました。

甲突川河畔では、３分咲きから５分咲きの木もあり、スマートフォンで撮影する人の姿も見られました。中学時代からの親友同士という２人の女性。この春高校を卒業し１人はもうすぐ進学で福岡へ。２人で最後のお出かけです。

「（桜が見られて）良かったです」
「きれいで、思い出になりました」

甲突川河畔での花見が解禁されるのは４月１４日までの１７日間。早速、お花見を楽しむ親子もいました。

「鹿児島と言えば甲突川沿いかなと僕は思ったんで、そこで飲もうと」

（問）桜を見ながらのお酒はいかがですか？
鹿屋市から訪れた人「ぜいたくですね〜」

民間の気象会社ウェザーニューズによると甲突川河畔の桜の満開は４月１２日の予想です。

場所取りができるのは当日だけで花見のは午後１０時までです。ゴミは各自、責任を持って持ち帰る。ルールを守ってこの時期限定の楽しいひとときを過ごしてみてはどうでしょうか。