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運転士にインフルエンザ感染が広がったため、１１日と１２日、減便運行を行う鹿児島市電では、１１日朝、その影響による混雑が見られました。

１１日午前７時半ごろの鹿児島中央駅前電停です。

停留所には一時６０人以上が並び、ようやく来た車両も満員で、乗車を見送る人の姿が見られました。

鹿児島市交通局によりますと、運転士９６人のうち複数人がインフルエンザに感染、平日ダイヤの運行に必要な人員を確保できないことから、１１日と１２日の２日間、鹿児島市電は約１００便が減便される土曜ダイヤで運行されます。

通勤・通学ラッシュの時間帯では通常は４分から７分間隔の運行が６分から８分間隔となり、１１日朝は普段よりも多くの人が乗車を待つ列をつくっていました。

利用者
「土曜ダイヤということを知らなかった」
「ちょっと早く出ているので余裕はあるが（電車が来るのが）遅いなあ」
「手洗いうがいをするようにしている。（インフルエンザで）仕事を休むと周りに迷惑をかけるので」

午後５時から７時までの帰宅時間帯も混雑が予想され、鹿児島市交通局は普段よりも早い便の利用や、代替交通手段の検討を呼びかけています。