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【あの夏を語り継ぐ】「見知らぬ人に助けられ…」8・6豪雨災害

2023年7月31日(月) 20:15

8・6豪雨災害から30年、皆さんから寄せられた体験談を紹介しています。 今回は、水かさが増える中、店に避難させてもらったという鹿児島市の女性の体験談です。

【鹿児島市・40代女性】

私は甲南高校の3年生でした。間近に迫った定期演奏会に向けて、部活動に取り組んでいました。

「雨がひどいので、早めに下校するように」と校内放送があり、外を見るとまさにバケツをひっくり返したような大雨でした。

自宅まで徒歩30分ほど。何の心配もせずに下校しました。

しかし、(加治屋町の)鹿児島中央高校の辺りにたどり着いた時には水がどんどんたまっていました。

足元の水はみるみる膝下から膝の辺りへ…生まれて初めて命の危機を感じました。

その時、「こっちにおいで!」と声がしました。

近くのお店の方がドアを開けて手招きしていました。私はお店の中に入れていただき、その場にいた数名の方々と行動を共にすることができました。

あの時、あの方々に出会わなかったら、私はどうなっていたでしょう。今でも感謝の気持ちは忘れていません。

KTSでは、8月6日午後2時から8・6豪雨災害の特別番組を放送します。

ゲストに、フジテレビ「めざまし8」でおなじみの天達武史気象予報士を迎え、「あの夏に学ぶこと」を考えます。

番組ではKTSアプリで防災に関するアンケートを行っています。

皆さんのご協力をよろしくお願いします。

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