混戦模様の阿久根市長選 鹿児島
2022年12月13日(火) 15:20
任期満了に伴う阿久根市長選挙は過去3回、現職と、独自の政治手法を展開した元職との一騎打ちが続いていましたが、今回はこれに新人2人が加わり、混戦模様となっています。各候補の訴えや市民の反応を取材しました。
阿久根市長選挙に立候補しているのは、届け出順に新人で元市議の中面幸人さん、元職の竹原信一さん、新人で元市議の白石純一さん、現職で4期目をめざす西平良将さんのいずれも無所属の4人です。
阿久根市長選挙は過去3回、現職と元職による一騎打ちが続き、前回、2018年の選挙戦では現職が約1500票差で3選を果たしました。
しかし今回は、この構図に元市議の2人が加わり、4人による混戦となっています。
元阿久根市議の中面さんは、ふるさと納税を拡充させて自主財源を増やし、福祉の充実や農水産物の販路拡大につなげたいと訴えます。
元職の竹原さんは、子どもたちに手厚い政策を掲げ、兵庫県明石市の事例をモデルにした子育て支援策などで人口を増やしたいと訴えます。
元市議の白石さんは、外資系ホテルの事業に携わるなど国内外で培った自身の経験を生かし、観光や地場産業のトップセールスを掲げます。
現職の西平さんは、市長を務めた過去12年の実績を元に海と山に囲まれた阿久根の農林水産業の発展や、子育て環境の充実を訴えます。
阿久根市では、専決処分を多用するなど独自の政治手法をすすめた元職と、その手法を批判する住民グループのメンバーだった現職との一騎打ちの選挙戦が過去3回続いてきました。
この間に、市の人口は約4000人減少していて、街の振興策が今回の選挙戦の最大の争点となっています。
市民が次の市長に求めるものとは…
阿久根市民
「ほんと、人口減少が一番ですね。若い人が残らないからですね、それが一番じゃないですか」
「若い人が子育てをしやすい環境であったりとか。そういうのをしてくれる人がいいと思う」
「子供が幸福になるようにしてもらいたいですよね。今からの小さい子供達がいい生活ができるようしてもらいたい」
薩摩川内支局 牧瀬記者
「人口減少は全国的な問題ですが、阿久根市民はこれを特に痛感している印象です。こうした課題に取り組む次の市長に誰が選ばれるのか、12月18日の選挙結果が注目されます」
阿久根市長選挙に立候補しているのは、届け出順に新人で元市議の中面幸人さん、元職の竹原信一さん、新人で元市議の白石純一さん、現職で4期目をめざす西平良将さんのいずれも無所属の4人です。
阿久根市長選挙は過去3回、現職と元職による一騎打ちが続き、前回、2018年の選挙戦では現職が約1500票差で3選を果たしました。
しかし今回は、この構図に元市議の2人が加わり、4人による混戦となっています。
元阿久根市議の中面さんは、ふるさと納税を拡充させて自主財源を増やし、福祉の充実や農水産物の販路拡大につなげたいと訴えます。
元職の竹原さんは、子どもたちに手厚い政策を掲げ、兵庫県明石市の事例をモデルにした子育て支援策などで人口を増やしたいと訴えます。
元市議の白石さんは、外資系ホテルの事業に携わるなど国内外で培った自身の経験を生かし、観光や地場産業のトップセールスを掲げます。
現職の西平さんは、市長を務めた過去12年の実績を元に海と山に囲まれた阿久根の農林水産業の発展や、子育て環境の充実を訴えます。
阿久根市では、専決処分を多用するなど独自の政治手法をすすめた元職と、その手法を批判する住民グループのメンバーだった現職との一騎打ちの選挙戦が過去3回続いてきました。
この間に、市の人口は約4000人減少していて、街の振興策が今回の選挙戦の最大の争点となっています。
市民が次の市長に求めるものとは…
阿久根市民
「ほんと、人口減少が一番ですね。若い人が残らないからですね、それが一番じゃないですか」
「若い人が子育てをしやすい環境であったりとか。そういうのをしてくれる人がいいと思う」
「子供が幸福になるようにしてもらいたいですよね。今からの小さい子供達がいい生活ができるようしてもらいたい」
薩摩川内支局 牧瀬記者
「人口減少は全国的な問題ですが、阿久根市民はこれを特に痛感している印象です。こうした課題に取り組む次の市長に誰が選ばれるのか、12月18日の選挙結果が注目されます」