
番組審議会(令和5年10月度)
開催日時場所
令和5年10月26日(木)正午~ 鹿児島テレビ放送本社 3階会議室
議題
合評番組
51年ぶり!かごしま国体、始まる。
10月7日(土)15:50~16:50放送
出席委員(敬称略)
委員長
佐野 雅昭
副委員長
志賀 玲子
委員
稲荷田 治美
田中 陽一郎
高嶺 千史
有馬 浩一郎
欠席委員(敬称略)
リポート提出委員
委員
地頭所 恵
議事概要
委員側の意見要旨
〇総合開会式のライブ中継だけでなく、会期前競技や式典前演技の模様を伝え、期待される選手の紹介もあり、開会式を視聴することができない方々に国体の魅力を伝えるものになっていた。
〇KTSの番組は、非常にわかりやすく編集されていたが、県民であればまずは同時進行のNHKのライブのほうにチャンネルを動かすと思った。
〇今回のような大きな大会が地元で開催され、テレビ局としていい経験になったと思うが、そのあたりの感想も聞きたい。
〇生中継の時にいい表情の人を狙って映すのは難しいのか?退屈そうにしている人が映るよりも真剣に聞いている人を映したほうがいいと思った。
〇開会式について、全部見たくないタイプなのでダイジェストで流してくれたのはありがたかったが、演技の部分を長く見せたり、ブルーインパルスも入れてくれたりしたらよかった。
〇女子ラグビーの青木蘭選手の「けがで苦しむ中で鹿児島に拾ってもらって、最後の一年間このためだけに戦おうと決めた」という言葉に感銘を受けた。
〇コロナで3年延期になって得をした人と出られなかった人がいて、ゲストの山口さんやフェンシングの姉妹の明暗の話もあったように、もう少しコロナの影響を盛り込めればもっとよかった。
〇開会式をずっとライブで流すよりは、スタジオと二元でつないで、県ゆかりのゲストとアナウンサーが掛け合いをすることで面白さが深まったと思う。
〇文部科学大臣の話が始まった瞬間にスタジオに切り替わり、終わる少し前に現場に戻ったが、流すなら全部流さないと失礼な気がした。
〇天皇陛下のご挨拶の時にカメラがずっと横からのアングルで、正面から撮るべきだと思った。技術的に可能であれば正面から撮る工夫をしてもらえたらよかった。
KTS側の意見要旨
〇51年ぶりに鹿児島で国体があるということで、スタッフ全員、前回はもちろん経験していないし、次も携わることはない、一回きりということで、鹿児島での国体の感動を伝えよう!という思いで取り組んだ。
〇天皇陛下のアングルの件は、撮影場所が指定されており、そこからしかアップで天皇陛下を映してはいけないということで、横からの映像になった。
〇文部科学大臣の挨拶については、スケジュールが押して、CM中に現場と確認しながら戻った時に大臣が挨拶をしている画をとってしまった。すぐには引けないので、一節終わるまで聞いた形になった。
〇カメラワークについては、6台それぞれがいい映像を探す中で切り替えられてしまった。そこの意思疎通の部分が今回の反省点だと思った。
〇撮影場所が指定されたり、パスがないと入れなかったりという制約がある中で、スタッフ全員に対応してもらって番組を作り上げることができ、いい経験になった。今後の番組制作に生かしていきたい。
〇女子ラグビーの青木選手の話は、国体が始まる前にいろんな選手を取材する中で一番感銘を受けた。この人のコメントは使いたいと思い、放送した場面を切り取らせてもらった。
〇今後のスポーツ大会にどう取り組むかについては、その時に備えて鹿児島ユナイテッドの中継をすでにダゾーンでしている。いろんな制約がある地上波だけでなく、ウェブでできることも考えながらやっていきたい。
委員(敬称略)
委員数7名
・委員長
佐野 雅昭 (鹿児島大学 水産学部教授)
・副委員長
志賀 玲子 (志學館大学 教授)
・委員
稲荷田 治美 (南日本リビング新聞社 取締役総務部長)
田中 陽一郎 (株式会社 川北電工 代表取締役社長)
地頭所 恵 (鹿児島県教育委員会 教育長)
高嶺 千史 (南日本新聞社 編集局文化生活部長)
有馬 浩一郎 (JA鹿児島県中央会 常務理事)
・審議回数 年10回 (毎月1回、8月と12月は休会)
・番組審議会の概要は本社・各支社で閲覧できます。