番組審議会(令和6年9月度)
開催日時場所
令和6年9月26日(木)正午~ 鹿児島テレビ放送本社 3階会議室
議題
合評番組
「鹿児島わが町自慢~地元の“とっておき”教えて~」
8月20日(火)19:00放送
出席委員(敬称略)
副委員長
稲荷田 治美
委員
田中 陽一郎
高嶺 千史
欠席委員(敬称略)リポート提出
委員長
佐野 雅昭
委員
地頭所 恵
有馬 浩一郎
飯干 紀代子
議事概要
委員側の意見要旨
〇番組に出てくるところは市井の方々のお薦めだけあって、いつか行ってみようという気を起こさせるハードルが低いものが多いところが良いと感じた。
〇取り上げる地域の選定はどのように決めているのか?
〇冒頭で「住む人が自慢するものを巡る」、「ふるさとの良さを再発見する」と説明されていたが、内容は地元グルメの紹介が主であり、ギャップを感じた。
〇げそ太郎さんの臨機応変な現場対応力やコメント力が絶妙で、食レポのうまさに加え、甲突川沿いで犬にまでイジられるほどの芸風が際立っていた。
〇紹介された三つの町のうち、加治屋町と小川町は場所的に近く、あまりにも狭い地域で番組が構成され、バランスを欠いたように感じた。
〇番組は、本当にぶっつけ本番なのか?また、取材先からOKをもらえなかった割合はどのくらいなのか?
〇今回のような番組の企業バージョン、つまり鹿児島にはこんなにいい会社があるというのを高校生やその親に伝わる番組を作ってくれたら、県外流出が少しでも収まるように感じた。
〇クチコミ情報はその人の主観なので、本当に紹介していい店なのかというのをどう担保しているのか?
〇以前取材したところがまた出ることはあると思うが、そういう時はどうしているのか?
KTS側の意見要旨
〇行き先は、本当に行ってほしいと強く願う方が紹介した場所、人、お店に一番行くべきだと思っているので、その熱量を大事にして決めている。
〇グルメ以外も取り上げてほしいという要望について、今回は整骨院以外はグルメに偏ってしまったので、今後の課題にしたいと思っている。
〇番組は、すべてぶっつけ本番で、どこに行くかわからない状況でインタビューに応じてくれる方を探している。OKをもらえなかった店の割合は、2割ぐらい。
〇場所かぶりはもちろんあるので、先週紹介したところはお断りするが、2~3カ月空いていた場合には再び行く可能性もある。
〇クチコミの話は本当に正しい情報かわからないので、一旦手元に情報を集めて精査した上で向かうようにしている。
〇「わが町自慢」は、ふるさと再発見という目的を持っている番組。自分の町が特集されるとなればテンションが上がるので、そういうドキドキ感を大切にしながら番組を育てていきたい。
〇地元の良さを伝えることで若い人たちに残ってほしいというのは、みんなが感じていることなので、テレビの役割としてもっと発信できないか検討していきたい。
委員(敬称略)
委員数7名
・委員長
佐野 雅昭 (鹿児島大学 水産学部教授)
・副委員長
稲荷田 治美 (南日本リビング新聞社 取締役総務部長)
・委員
田中 陽一郎 (株式会社 川北電工 代表取締役社長)
地頭所 恵 (鹿児島県教育委員会 教育長)
高嶺 千史 (南日本新聞社 編集局文化生活部長)
有馬 浩一郎 (JA鹿児島県中央会 常務理事)
飯干 紀代子 (志學館大学 学長)
・審議回数 年10回 (毎月1回、8月と12月は休会)
・番組審議会の概要は本社・各支社で閲覧できます。