開聞岳登山

ここ数カ月、トレーニングを兼ねた登山が続いています。
秋晴れとなった先週末、今度は開聞岳に行ってきました。

駐車場から歩道を歩いて登山口に向かいます。
時刻は午前7時前。日差しがまだ柔らかい時間帯。
登山口は2合目にあります。

山道からは開けた景色はほとんど見えません。加えてずっと上り坂。
木漏れ日が差し込む森の中を黙々と進みます。
9月も終わりなのにセミがワシャワシャ鳴いていました。

途中から大きな岩が増えてきました。
手を使うこともあり、グローブが活躍します。
靴はスニーカーでも可能ですが、岩がごろごろしているので登山靴がおすすめです。知らないうちに岩で足を擦るので、肌の露出がない服装がいいと思います。

5合目あたりから時々、見事な遠景が広がります。
美しい海岸線。

ハシゴを登るとまもなく頂上です。
このあたりになると登山道というより本格的な岩場に。
天気は朝から快晴でしたが、山頂付近では広く植物が濡れていて雨が降った跡がありました。夜明け前に降ったと思われます。山の天気は難しいです。

頂上に到着。まずは記念の自撮り(^_^;
涼しい風が気持ち良いものの、日差しが強烈。
日陰のエリアがありません。

秋らしくススキの穂が風に揺れていました。
スタートから休み休み進んで、頂上まで約2時間かかりました。

山頂は登山客がほとんどいませんでした。
30分ほど自分ひとりだけ。しばらく休んで下山開始です。
登山道沿いに可憐なホトトギスの花が連なっていました。

花の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名前がついたとか。

山頂付近は背が低い木がほとんどでしたが、ゴールに近づくにつれて次第に高木が増えてきました。
はじめての開聞岳登山。
下山途中で「北海道から来たんです」というご婦人方の一行とすれ違うなど、県外からの来訪者が多かった印象です。
天気にも恵まれて気持ちがいい一日でした。