「あの夏を取り戻せ」

もやもやした気持ちを抱えたまま

大学生や社会人になったという人も多くいます。


なんとか気持ちを立て直した人…

もう野球へのやる気がなくなった人…



あれから２年あまり

あの失われた時間を取り戻そうと

動き出した１人の大学生がいます。


武蔵野大学２年の

大武優斗（おおたけ　ゆうと）さんです。


大武さんは

東京の城西高校で甲子園を目指して

野球に励んでいましたが

甲子園の中止を聞いて

やる気がなくなってしまったそうです。



野球は高校までで

大学では野球を続けていません。



ただ、

大学生活を送るなかで

どこかもやもやした気持ちは拭えないままでいました。


「甲子園が中止と聞いたあと

本気で野球に向き合えなかった」

そのことも後悔している自分がいました。




さらに

大武さんの仲間たちからも

「このまま終わらせたくない」

という声が多くあったそうです。


そこで大武さんは

あの夏の失われた時間を取り戻そうと

「あの夏を取り戻せ」プロジェクトを

立ち上げました。



２０２０年の各都道府県の地方大会を優勝したチームなどが参加して

時を超えて甲子園でプレーしようというものです。



全国から４６チームが参加の意向を示していて

鹿児島からは神村学園OBが参加予定です。


当時の神村学園の選手たちも

話を聞くと

やはり心のどこかに

もやもやしたものを抱えたまま

それぞれの道を歩んでいました。




大学生や社会人となった当時の高校３年生たちが

あの時どう思っていたのか。

そして、今何を思うのか。
 

２月１８日（土）

おひる１１時３０分から

チャンネル８
「あの夏を取り戻せ～夢舞台 甲子園をめざして～」

を放送します。


ぜひご覧ください。