熱戦が展開されている
四国インターハイ。
先日、
陸上競技が行われた
徳島県に取材に行きました。
男子八種競技に出場した
鹿児島高校3年、伊佐市出身の
松下怜(まつした れい)選手。
八種競技は
100m
走幅跳
砲丸投
400m
110mH
やり投
走高跳
1500m
この八種の記録がポイントに換算されて
総合得点で競われます。
松下選手は
高い跳躍力とスピードを武器に
南九州大会を圧倒的な強さで制し
全国高校ランキング2位で
今年のインターハイに挑みました。
今回で2度目のインターハイ。
1日目で思うような得点が取れなかった松下選手ですが
2日目、
110mハードルで初めて14秒台を出してベストを更新。
苦手なやり投でもベスト更新。
最後の種目の1500mでもベストを更新。
いろんなプレッシャーがのしかかる中
2日目は4種目中、3種目で自己ベストを更新しました。
僕は松下選手の戦う姿から
たくさんのパワーをもらいました。
結果は総合7位入賞。
(総合得点5534点)
去年の29位から大躍進です。
順位は7位だったのですが
総合得点5534点は
去年のインターハイ優勝の得点(5528点)より高く
今年のレベルの高さがわかります。
初めて全国の表彰台に乗った松下選手は
「もう少し高い位置の台に乗りたかったけど
2日間、楽しく最後まで走りきれました」
と笑顔で話してくれました。
その表情は達成感に満ちあふれていました。
練習の取材の時から感じていましたが
今回試合に出場している松下選手の姿も近くで見て
松下選手は心から陸上が好きなんだなと感じました。
ただ
八種すべてを練習して
記録を出すということは
並大抵の努力ではできないことです。
その裏側には、はかりしれない努力があります。
今後も競技を続けるという松下選手。
これからの活躍も心から応援しています!