川内原発で使用済み核燃料を乾式貯蔵 24日にも国に申請 九州電力
2025年10月23日(木) 19:20
鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原子力発電所について、プールでの冷却が一定期間経過した使用済み核燃料を空気で冷やす「乾式貯蔵」に向け、九州電力が24日、国に申請をすることが、関係者への取材で分かりました。
川内原発では、1号機、2号機の使用済み核燃料プールの貯蔵量が共に7割を超えていて、このまま再処理工場への搬出ができなかった場合、1号機が2034年、2号機が2028年に満杯になる状態となっています。
こうしたことから九州電力では、現在、プールで冷却を行っている使用済み核燃料について、一定期間経過した物を金属製の容器で保管し空気で冷やす「乾式貯蔵」に向けた技術的な検討を進めていましたが、24日、整備に向けた申請を国に行うことが関係者への取材で分かりました。
使用済み核燃料の乾式貯蔵は、茨城県の東海第二発電所など、既に国内の複数の原発で採用されています。
川内原発では、1号機、2号機の使用済み核燃料プールの貯蔵量が共に7割を超えていて、このまま再処理工場への搬出ができなかった場合、1号機が2034年、2号機が2028年に満杯になる状態となっています。
こうしたことから九州電力では、現在、プールで冷却を行っている使用済み核燃料について、一定期間経過した物を金属製の容器で保管し空気で冷やす「乾式貯蔵」に向けた技術的な検討を進めていましたが、24日、整備に向けた申請を国に行うことが関係者への取材で分かりました。
使用済み核燃料の乾式貯蔵は、茨城県の東海第二発電所など、既に国内の複数の原発で採用されています。