JAXAが原因絞り込みへ 「イプシロンS」第2弾エンジン 2024年11月、燃焼試験中に爆発 11月下旬から小型模型で原因特定の検証
2025年9月12日(金) 11:51
2024年11月、鹿児島県の種子島宇宙センターで燃焼試験中に爆発した新型固体燃料ロケット「イプシロンS」の第2段エンジンについて、JAXAは、断熱材の焼損で燃焼ガスがもれ、爆発につながったという見解を示しました。
2024年11月、種子島で行われたイプシロンSのエンジン燃焼試験では、点火から49秒後に燃焼異常が発生し、爆発しました。
JAXAは10日会見し、熱の影響で燃料を包む断熱材が焼損してガスがもれ、ケースに穴が開いて爆発に至ったと推定されると発表しました。
JAXAによりますと、この爆発で種子島宇宙センターの試験場は設備の5割から6割が破損し、復旧は2025年度冬期になるということです。
その上で、JAXAでは爆発の原因特定のため11月下旬から小型の模型を使って検証するとしていますが、イプシロンSの2025年度中の打ち上げは難しいという見通しを示しました。
2024年11月、種子島で行われたイプシロンSのエンジン燃焼試験では、点火から49秒後に燃焼異常が発生し、爆発しました。
JAXAは10日会見し、熱の影響で燃料を包む断熱材が焼損してガスがもれ、ケースに穴が開いて爆発に至ったと推定されると発表しました。
JAXAによりますと、この爆発で種子島宇宙センターの試験場は設備の5割から6割が破損し、復旧は2025年度冬期になるということです。
その上で、JAXAでは爆発の原因特定のため11月下旬から小型の模型を使って検証するとしていますが、イプシロンSの2025年度中の打ち上げは難しいという見通しを示しました。