
徳田虎雄氏の逝去を受け、2019年制作のドキュメンタリーを再放送。
鹿児島・徳之島で育ち一代で日本最大の医療グループ徳洲会を築いた男、徳田虎雄。
その波乱に満ちた半生。
7月16日(火) 午後2時50分
番組内容
救急患者の“たらい回し”が社会問題となった1970年代。
「生命だけは平等だ」
という実にシンプルな理念を武器に閉鎖的とされた
日本の医療界に風穴を開けた男。
それが徳田虎雄だ。鹿児島・徳之島で幼少期を過ごし、
苦学の末、大阪大学医学部を卒業。
34歳で大阪・松原市に建てた80床の病院は、
やがて日本最大の医療法人「徳洲会」へと成長を遂げる。


政治家としても衆院議員を4期務め、一時は
政界のキャスティングボートを握る男とまで呼ばれた。
だが、その矢先、病魔が徳田を襲う。
2019年当時、81歳になった徳田は、
外部との接触をほとんど断ち、眠るように暮らしていた。
番組では多くの関係者の証言から、徳田の激動の半生を追った。
見えてきたのは、昭和、平成、そして
現在へと続く、この国の縮図そのものだった―。













