
KTS鹿児島テレビ ドキュメンタリー
5月25日(火) よる8時
番組内容
日本を代表するコメディアン、志村けん。
2020年3月、
新型コロナウイルスにより、この世を去った。
日本中が悲しみに暮れたその日、
このニュースを遠く離れた鹿児島で
涙ながらに見ていた芸人がいた。
乾き亭げそ太郎、50歳。
鹿児島在住のローカルタレント、、、
実は彼は「志村けん」の弟子だった。


彼のもとには取材が殺到したが、全て断った。
先輩でダチョウ倶楽部の上島竜兵が
厳しく諭した。
「それは志村さんが遺してくれた仕事だぞ」
涙をこらえながら、げそ太郎は語り始める。。。
師匠に怒られたこと、師匠に秘密にしていたこと、
師匠に褒められたこと、、、
そして、思いが沸き起こる。
「何故、志村けんは
これほどまでに多くの人に愛されるのか―」
げそ太郎は向かった。
思い出の地、友人、
ザ・ドリフターズのメンバー、家族、、、
それぞれの場所に足を運ぶと、実像が見えてくる。
誰もがテレビを見て笑ったあの日、
あの時代がよみがえる。
それは同時に自分自身を見つめる旅でもあった。


最後、祭壇を前にげそ太郎は手を合わせ、
涙を浮かべながら、笑って誓った。
「あなたは日本一のお笑い芸人、
僕の師匠です。。。」
鹿児島のローカルタレントの姿から、
日本の喜劇王・志村けんが問いかけるものを
見つめる、、、
優しさに溢れる、、、
これは日本中にエールを送る物語である。
ナレーション

トシ(タカアンドトシ)