世界自然遺産の島
2021.07.30

奄美・沖縄が世界自然遺産に登録されました。
登録された翌日、KTSライブニュースで
私は、現地の奄美大島から中継しました。
今回、登録にあたり評価されたのは
「生物多様性」です。
希少な奄美の固有種が、
次世代に残す世界の宝となりました。
事前取材で、その生物の豊かさを実感しました。

こちらは奄美固有種の「アマミカタバミ」。
渓流沿いに、可愛らしい黄色いの小さな花を
咲かせていました。
環境省のレッドリストでは
「ごく近い将来、絶滅の危険性が極めて高いもの」と
されている、まさに希少種です。

「アマミイシカワガエル」
奄美にしか生息しないカエルです。
道路沿いの苔むした壁にへばり付いていました。
その美しい緑と、小さな金色の斑紋が特徴で
「日本一美しいカエル」といわれています。
奄美の森が育んだ、数々の動植物。
必ず未来へと残すべき奄美の宝です。