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ニュース・スポーツ

デフリンピック 11月15日開幕! 鹿児島県内在住 2人の日本代表選手の決意

2025年11月10日(月) 18:34

「デフリンピック」です。

「デフ(Deaf)」とは耳が聞こえない人という意味ですが、この聴覚障害者の国際大会の最高峰=「デフリンピック」が11月15日から日本で初めて開かれます。

この大会に出場する鹿児島県内在住の2人の選手、バレーボールの尾塚愛実選手と、陸上の島倉杏奈選手に意気込みを聞きました。

井上彩香キャスター
「お久しぶりです!」

デフバレー女子日本代表・尾塚愛実選手
「よろしくお願いします!」
「今はドキドキワクワクと緊張と、いろんな(感情が)」

笑顔が印象的なデフバレーボール女子日本代表、鹿児島県阿久根市出身の尾塚愛実選手・28歳です。

4年に一度開かれるデフリンピック、尾塚選手は3回目の出場です。

デフバレーは一般の6人制バレーとルールは同じですが、補聴器を外し音が全く聞こえない状態でプレーします。

尾塚選手
「視線とかジェスチャーとか手話を使って、視覚的なサインで情報を掴んでチームで連携しています」

唇の動きを読んで答えてくれる尾塚選手。

生まれてまもなく感音性難聴と診断され、補聴器をつけても音はほとんど聞こえませんが、“何か一つでも誰にも負けたくない”と、小学3年生でバレーを始め、2016年、デフバレー日本代表に初めて選ばれました。

尾塚選手
「デフバレーボールの代表として活動してきて2025年で10年目。(今回は)今まででも一番特別な大会」

2017年のデフリンピックでは16年ぶりの金メダルにエースとして貢献。

前回大会は新型コロナの影響で無念の準決勝棄権でしたが、2024年6月に沖縄で行われた世界選手権では優勝。

今大会も金メダルに期待がかかるなか、尾塚選手は、東京でのデフリンピックを最後に代表活動を引退すると決めています。

尾塚選手
「うまくいかないときも、周りの人に…いつも周りの人たちにたくさん支えてもらったこともあった。最高のパフォーマンスを発揮して、周りの人たちに感動を与えられるように頑張りたいと思います」

女子バレーには8カ国が出場し、予選ラウンドは11月16日に始まります。

陸上競技女子と男女混合の4×400メートルリレーに出場するのは、鹿児島国際大学3年の島倉杏奈選手です。

神奈川県出身の島倉選手は、中学1年生の時に陸上を始めました。

陸上 日本代表・島倉杏奈選手
「(陸上は)自分の成長を後押ししてくれるもの、背中を押してくれる存在なのかなと思っています」

2025年5月に行われた日本代表選考をかねた大会で、200メートルで7位に入り、初めてデフリンピックの日本代表に選ばれました。

島倉選手
「200mはずっと走ってきたんですけど、400mとなると2倍になるわけですよね…苦しいです!」

今回は4×400メートルでの出場ですが、気合い十分です。

島倉選手
「リレーのメンバーで決めた目標がメダル獲得なので、それに向かって『頑張らなくちゃ!』という気持ちで闘志を燃やしています」

島倉選手の最初のレース、男女混合4×400mリレーは11月17日に行われます。

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