鹿児島の高校インスタが「1000万回再生」突破 看護教員がスマホで撮り続けた"何気ない日常"がバズった理由
2026年9月14日(月) 15:00

出水中央高校の公式インスタグラムが話題
「撮られると思ってなかったので、ビックリ」と笑顔を見せる生徒たち。鹿児島県出水市の私立・出水中央高校の公式インスタグラムが注目を集めている。フォークダンスの練習風景を収めた動画は投稿からわずか5カ月足らずで再生回数1000万回を突破。フォロワー数は3万人に達した。華やかな演出も、プロの撮影技術もない。あるのは、何気ない高校生の日常だけだ。なぜ、その素朴な投稿がこれほどバズるのか。
「普通の日常」が1000万回再生

撮影・投稿を担当する井脇恵美教諭
ある日の昼休み、食堂で昼食を楽しむ生徒たちにスマホが向けられる。「だしがきいていておいしいです!」「濃厚でおいしい、クリーミーです!」と、照れながらも上手な食リポを披露する生徒たち。さらには人気アニメ「鬼滅の刃」のものまねを見せる生徒も登場する。
撮影・投稿の中心を担うのは、普段は看護を教えている看護学科の教員たちだ。撮影や編集の専門的なノウハウは持っていない。それでも生徒の自然な姿を切り取ろうと工夫を重ね、ほぼ毎日、投稿を続けている。
担当する井脇恵美教諭はこう語る。「生徒たちがすごく楽しそうなんです。何をしていても楽しそう。端に写っている生徒の様子にう面白いのがあったりする」。撮られていない生徒の表情の方が良かったりする、という発見も運用を続けてきたからこそだろう。
始まりは「遠方の保護者に安心してほしい」という思い

保護者も更新されるインスタグラムを楽しみにしている
出水中央高校がインスタグラムの運用を開始したのは5年ほど前のことだ。きっかけは、華やかなバズを狙ったものではなかった。
デジタル推進室の山田龍之介さんはその背景をこう説明する。「寮生を抱えている学校でもあり、なるべく学校の様子を遠方の保護者にも伝えたい。形式張ったものではなく、とにかく保護者が安心してもらえたらと思い、普段の様子を出している」。
保護者への情報発信として始まった地道な取り組みが、いつしか多くの人の目に触れるコンテンツへと成長した。ある生徒は「お母さんたちは『もっと映れ』と言ってくる」と笑顔で話す。保護者もまた、学校の日常を楽しみにしている様子が伝わってくる。

















































































































