【熱中症】脱水に気づくには 薬の服用も注意
2026年8月14日(金) 18:35
今週は比較的、朝晩は涼しい日もありましたが、鹿児島県本土では再び猛暑日に近い気温が予想されている日もあります。
2026年も既に、県内では1000人を超える人が熱中症で搬送される中、改めて医師や薬剤師に熱中症で気をつけるべきことを取材しました。
気温が高く、強い日差しが続く県内。
県内では集計が始まった6月から14日までで、約1100人が熱中症の疑いで病院に搬送され、その内、5人が死亡しています。
死に至るおそれのある熱中症の主な原因は「脱水」とされていて、自覚しづらく気づいたときには症状がかなり進んでいるおそれがあります。
そんな脱水症状に早い段階で気づく手段を鹿児島市立病院の医師に尋ねました。
まず方法の1つが「尿の色」です。
鹿児島市立病院・吉原秀明救命救急センター長
「(上2つは特に問題ないが)ここまできたら、何か経口摂取を増やしていかないと。ここまで行くと腎臓の機能に影響してるかもしれないレベル。要注意」
この他、「爪」で簡易的にチェックできる方法も。
鹿児島市立病院・吉原秀明救命救急センター長
「(爪には)毛細血管がたくさん走っているので、圧迫して解除したときに、通常であれば2秒以内に色が戻ってくるが、戻りが悪いときは、体の中の水分不足で末梢まで血流が十分に保てていない」
また、8月1日から熊本地震で応援に入っていた吉原救命救急センター長は被災地の熱中症の現状をこう話します。
鹿児島市立病院・吉原秀明救命救急センター長
「(氷川の病院では)発災後すぐに熱中症の人が多発して『10分おきに熱中症の人が来て大変だった』と話していた」
Q.災害時に熱中症にならないためには?
「一つの方策として、より環境のいいところに移動させるという手段しかないような気がする。『喉が渇く』という水を取るためのサインも高齢者は遅れがち。我慢強いところもあるかもしれないが『定期的に水分を取るんだ』という意識付け(が大事)」
また、県薬剤師会の井上所長に薬の服用という視点からも、熱中症に注意すべきことについて聞きました。
熱中症の症状の一つに頭痛がありますが、これに対して、解熱鎮痛剤はあまり推奨できないと話します。
県薬剤師会薬事情報センター・井上彰夫所長
「(解熱鎮痛剤で)痛みが軽減しても、熱中症のそもそもの改善に繋がっていない。(痛みが)軽減されてしまうことで、さらに無理が続いて、重篤な熱中症の症状が出てしまうおそれ」
また、熱中症による脱水で腎臓の機能が弱まっている可能性もあり、そこに解熱鎮痛剤を服用すると腎障害を起こすリスクもあるといいます。
来週も気温が上昇すると予想されている県内。
しばらくは熱中症対策をする日々が続きそうです。
2026年も既に、県内では1000人を超える人が熱中症で搬送される中、改めて医師や薬剤師に熱中症で気をつけるべきことを取材しました。
気温が高く、強い日差しが続く県内。
県内では集計が始まった6月から14日までで、約1100人が熱中症の疑いで病院に搬送され、その内、5人が死亡しています。
死に至るおそれのある熱中症の主な原因は「脱水」とされていて、自覚しづらく気づいたときには症状がかなり進んでいるおそれがあります。
そんな脱水症状に早い段階で気づく手段を鹿児島市立病院の医師に尋ねました。
まず方法の1つが「尿の色」です。
鹿児島市立病院・吉原秀明救命救急センター長
「(上2つは特に問題ないが)ここまできたら、何か経口摂取を増やしていかないと。ここまで行くと腎臓の機能に影響してるかもしれないレベル。要注意」
この他、「爪」で簡易的にチェックできる方法も。
鹿児島市立病院・吉原秀明救命救急センター長
「(爪には)毛細血管がたくさん走っているので、圧迫して解除したときに、通常であれば2秒以内に色が戻ってくるが、戻りが悪いときは、体の中の水分不足で末梢まで血流が十分に保てていない」
また、8月1日から熊本地震で応援に入っていた吉原救命救急センター長は被災地の熱中症の現状をこう話します。
鹿児島市立病院・吉原秀明救命救急センター長
「(氷川の病院では)発災後すぐに熱中症の人が多発して『10分おきに熱中症の人が来て大変だった』と話していた」
Q.災害時に熱中症にならないためには?
「一つの方策として、より環境のいいところに移動させるという手段しかないような気がする。『喉が渇く』という水を取るためのサインも高齢者は遅れがち。我慢強いところもあるかもしれないが『定期的に水分を取るんだ』という意識付け(が大事)」
また、県薬剤師会の井上所長に薬の服用という視点からも、熱中症に注意すべきことについて聞きました。
熱中症の症状の一つに頭痛がありますが、これに対して、解熱鎮痛剤はあまり推奨できないと話します。
県薬剤師会薬事情報センター・井上彰夫所長
「(解熱鎮痛剤で)痛みが軽減しても、熱中症のそもそもの改善に繋がっていない。(痛みが)軽減されてしまうことで、さらに無理が続いて、重篤な熱中症の症状が出てしまうおそれ」
また、熱中症による脱水で腎臓の機能が弱まっている可能性もあり、そこに解熱鎮痛剤を服用すると腎障害を起こすリスクもあるといいます。
来週も気温が上昇すると予想されている県内。
しばらくは熱中症対策をする日々が続きそうです。


















































































































