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ニュース・スポーツ

「紫電改」引き揚げまでの記録を上映 戦争遺産の姿を実感【鹿児島】

2026年6月23日(火) 18:30

2026年4月、鹿児島県阿久根市沖の海底から81年ぶりに日本海軍の戦闘機「紫電改」を引き揚げた団体の記録映像が、鹿児島県出水市で上映されました。

記録映像の上映会は出水市のマルマエホール出水で行われました。

当初は400人規模の会場で行われる予定でした。

しかし、問い合わせが多かったため、約1000人収容できるこのホールに急遽変更され、900人を超える人が集まりました。

2026年4月、阿久根市沖、約200mの海底から81年ぶりに引き揚げられた日本海軍の戦闘機「紫電改」。

現存しているのは世界で5機、国内では他に1機という貴重な機体です。

この日は、海底での事前調査や引き揚げ当日、4時間を超えるクレーン船での作業を経て海面から姿を現した機体の様子など、3年に及ぶ活動の記録が上映されました。

「機体の重量が、想定外だった。3トン程度と見積もっていたが9トンを超えて砂がぎっしり詰まっているようだ」

会場には、操縦していた林喜重大尉の資料なども展示され、訪れた人は戦争の貴重な遺産としての紫電改に思いをはせていました。

上映会の来場者
「引き揚げに一生懸命になっている方は良い仕事をしていると思う」
「(沈んでいたのは)主人とキスとりをしていた場所。引き揚げられた時がすごいビックリした。感動して涙が出た。すばらしかった」

北薩の戦争遺産を後世に遺す会・肥本英輔会長
「大変、大勢の人に来ていただいた。開催して良かったと安堵している。非常に良かったという人が多くて、本当に良かったと思う」

引き揚げられた紫電改は現在、塩分を取り除く処理が行われています。

この作業は今後、1年ほど続く見通しです。

毎週、土曜日の午後には一般公開され、解説も行われているということです。

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