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２３日から鹿児島市の平川動物公園に新しくメスのチンパンジーが仲間入りしました。

種の保存を図るための取り組みの一環で、順調にいけば１月中旬をめどに一般公開される予定です。

平川動物公園に新しく仲間入りしたのは、３８歳のメスのチンパンジー「ヨシミ」です。

静岡県の動物園から２３日、やってきました。

この映像は園内の寝室に初めて入った時の様子です。

餌を食べて安心している様子がうかがえます。

もともと穏やかな性格というヨシミは、搬入時も落ち着いていてスムーズに搬入できたということです。

平川動物公園は種の保存を図り、国内の動物園やサファリパークなどと共同で繁殖に取り組んでいます。

これからヨシミは、平川動物公園でオスとメスの合わせて７頭のチンパンジーと一緒に暮らすことになります。

平川動物公園　チンパンジー担当・日高愛子さん
「繁殖も期待されていると思いますが、まずは当園の環境に１日にでも早く慣れてもらい、他のメンバーとも仲良くできるようにサポートしたい」

約２週間の検疫を経て、順調にいけばヨシミは１月中旬をめどに一般公開される予定です。