元阿久根市長の竹原市議に罰金50万円の有罪判決 マットレスなど空き地で焼却 鹿児島・阿久根市
2025年9月24日(水) 18:48
元阿久根市長の竹原信一市議が、マットレスなどのゴミを空き地で違法に焼いたとして、廃棄物処理法違反で在宅起訴された裁判の判決公判が24日開かれ、鹿児島地裁川内支部は、罰金50万円の有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、竹原信一市議は2024年3月、鹿児島県阿久根市の自宅近くの空き地でマットレスや座椅子、布団など焼け残った分だけで約120キロのゴミを違法に焼いたとして廃棄物処理法違反の罪に問われています。
これまでの裁判で竹原市議はゴミを燃やした事実は認める一方、ゴミの減量などを目的に行ったもので廃棄物処理法の除外理由に当たり、違法性はないと主張し、無罪を訴えていました。
24日、鹿児島地裁川内支部で開かれた判決公判で、坂口和史裁判官は「廃棄物を処分する手間・費用を惜しんで自己流の焼却という手段に出たにすぎず、動機に酌量の余地は全くない」として、求刑通り、罰金50万円の有罪判決を言い渡しました。
判決後、竹原市議は会見を開き、改めて自身の行為の正当性を主張しました。
罰金50万円の有罪判決・竹原信一市議
「法の本来の目的、廃棄物の減量、生活環境の保全、そういうことの実現に向かっているのか、市民の暮らしの合理性を損ない、制度あるいは法への信頼を一層失うことになる」
竹原市議は控訴について、判決文を精査して今後、検討するということです。
判決によりますと、竹原信一市議は2024年3月、鹿児島県阿久根市の自宅近くの空き地でマットレスや座椅子、布団など焼け残った分だけで約120キロのゴミを違法に焼いたとして廃棄物処理法違反の罪に問われています。
これまでの裁判で竹原市議はゴミを燃やした事実は認める一方、ゴミの減量などを目的に行ったもので廃棄物処理法の除外理由に当たり、違法性はないと主張し、無罪を訴えていました。
24日、鹿児島地裁川内支部で開かれた判決公判で、坂口和史裁判官は「廃棄物を処分する手間・費用を惜しんで自己流の焼却という手段に出たにすぎず、動機に酌量の余地は全くない」として、求刑通り、罰金50万円の有罪判決を言い渡しました。
判決後、竹原市議は会見を開き、改めて自身の行為の正当性を主張しました。
罰金50万円の有罪判決・竹原信一市議
「法の本来の目的、廃棄物の減量、生活環境の保全、そういうことの実現に向かっているのか、市民の暮らしの合理性を損ない、制度あるいは法への信頼を一層失うことになる」
竹原市議は控訴について、判決文を精査して今後、検討するということです。