鹿児島・南九州市の集落に今年も“ヒガンバナロード”が! すっかり秋の風物詩に
2025年9月24日(水) 13:00
秋の訪れを告げる“ヒガンバナロード”

真っ赤な花が咲き誇るヒガンバナロード
鮮やかなヒガンバナが各地で見頃を迎え、鹿児島もようやく秋の訪れを感じられる様になってきました。皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか?
KTSライブニュースの「お天気コーナー」の取材で何度もお世話になっている南九州市川辺町大久保自治会の東篤さんから季節の情報が寄せられました。
こちらの自治会では20年近く前、集落の真ん中を通る道沿いにヒガンバナの球根を植えました。毎年、9月中旬になると秋の訪れを告げる真っ赤な花が咲き誇り、“ヒガンバナロード”になっています。
2025年もヒガンバナの季節を迎えました。民間の気象会社、ウェザーニューズによると鹿児島県内のヒガンバナは2025年、咲くのが遅い傾向にあるということですが、こちらでも2025年より開花は数日遅かったそうです。
恒例の「秋のお彼岸お念仏会」

秋の恒例「お彼岸お念仏会」
そんな大久保自治会では9月21日、地域の公民館で恒例の「秋のお彼岸お念仏会」が行われました。
自治会では100年以上続く秋の伝統行事になっていて、この日は18人が参加しました。
「先導役」と呼ばれる住民代表がリードする形で参加者が声をそろえて「正信偈(お経)」を30分ほど読み上げました。

大久保自治会の東さん
「人数は毎年減っていますが、可能な限り続けていきたいです」と話す東さん。その後は敬老会も行われ、会場は参加者の笑い声に包まれました。
笑顔の花が咲いた大久保自治会の一日。10月下旬には、8月末~9月上旬にかけて種をまいた「晩秋に咲くひまわり」約12万本が地域を彩ります。こちらもぜひKTSライブニュースの「お天気コーナー」で紹介していきたいと思います。