地価公示 西之表市の住宅地が初の上昇 県全体では下落傾向続く 鹿児島県
2025年3月18日(火) 18:30
土地取引の目安となる2025年1月1日現在の鹿児島県内の土地の価格が発表されました。
全体では下落傾向が続く一方、馬毛島での自衛隊基地整備を受けて、西之表市の住宅地の価格は、調査開始以来初めて上昇に転じました。
2025年の地価公示は県内では19市16町の286地点で調査が行われました。
各調査地点の前の年からの変動率を平均した平均変動率は、県全体ではマイナス0.5%で、33年連続の下落です。
その一方で、馬毛島で進む自衛隊基地整備の影響で、西之表市の住宅地の平均変動率は1.3%のプラスと、調査を開始以来、初めて上昇に転じました。
西之表市では商業地の平均変動率も3.6%のプラスで、3年連続上昇しています。
調査を担当した不動産鑑定士は、「飲食店など県内外からの新規出店需要、既存店舗の駐車場の拡張需要が強く、高値での取引がみられる。ホテル、レンタカーがとれない状況が常態化し、工事終了後の影響も懸念される」と分析しています。
また、鹿児島市については住宅地、商業地ともに4年連続で上昇していて、県全体で見ると鹿児島市とそれ以外で地価の二極化が進んでいます。
調査地点のうち住宅地で最も価格が高かったのは、鹿児島市西田2丁目16番29号で1平方メートルあたり27万1000円でした。
商業地で最も価格が高かったのは、鹿児島市東千石町13番19号の店舗ビルの敷地で1平方メートル当たり116万円でした。
全体では下落傾向が続く一方、馬毛島での自衛隊基地整備を受けて、西之表市の住宅地の価格は、調査開始以来初めて上昇に転じました。
2025年の地価公示は県内では19市16町の286地点で調査が行われました。
各調査地点の前の年からの変動率を平均した平均変動率は、県全体ではマイナス0.5%で、33年連続の下落です。
その一方で、馬毛島で進む自衛隊基地整備の影響で、西之表市の住宅地の平均変動率は1.3%のプラスと、調査を開始以来、初めて上昇に転じました。
西之表市では商業地の平均変動率も3.6%のプラスで、3年連続上昇しています。
調査を担当した不動産鑑定士は、「飲食店など県内外からの新規出店需要、既存店舗の駐車場の拡張需要が強く、高値での取引がみられる。ホテル、レンタカーがとれない状況が常態化し、工事終了後の影響も懸念される」と分析しています。
また、鹿児島市については住宅地、商業地ともに4年連続で上昇していて、県全体で見ると鹿児島市とそれ以外で地価の二極化が進んでいます。
調査地点のうち住宅地で最も価格が高かったのは、鹿児島市西田2丁目16番29号で1平方メートルあたり27万1000円でした。
商業地で最も価格が高かったのは、鹿児島市東千石町13番19号の店舗ビルの敷地で1平方メートル当たり116万円でした。