牛から排出される温室効果ガス削減を 官民13機関が連携協定
2024年4月9日(火) 11:20
食品調味料メーカーが商品化した飼料用アミノ酸を牛に与え、げっぷなどに含まれる温室効果ガスを減らす試験の実施に向けた連携協定が、鹿児島県庁で結ばれました。
連携協定は、鹿児島県や飼料用アミノ酸を商品化した味の素など、13の関係機関が結びました。
肉用牛や乳牛を育てる際には、げっぷからはメタン、ふん尿からは一酸化二窒素といった温室効果ガスが排出されることから、環境への負担をいかに軽減するかが課題となっています。
試験では1頭あたり、1日に60グラムから100グラムほどの飼料用アミノ酸をえさに混ぜて与え、肥育期間の短縮などにつなげます。
これにより、メタンと一酸化二窒素の排出量を年間で5%から10%削減することが期待されるということです。
味の素・前田純男執行役常務
「34万頭、日本の18%の牛を肥育している鹿児島県で、こういう機会をいただけたことを、たいへん名誉に思っている。全力を尽くして貢献したい」
連携協定は、鹿児島県や飼料用アミノ酸を商品化した味の素など、13の関係機関が結びました。
肉用牛や乳牛を育てる際には、げっぷからはメタン、ふん尿からは一酸化二窒素といった温室効果ガスが排出されることから、環境への負担をいかに軽減するかが課題となっています。
試験では1頭あたり、1日に60グラムから100グラムほどの飼料用アミノ酸をえさに混ぜて与え、肥育期間の短縮などにつなげます。
これにより、メタンと一酸化二窒素の排出量を年間で5%から10%削減することが期待されるということです。
味の素・前田純男執行役常務
「34万頭、日本の18%の牛を肥育している鹿児島県で、こういう機会をいただけたことを、たいへん名誉に思っている。全力を尽くして貢献したい」