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美川 愛実・川路 あかり
OA/土曜 18:30~19:00 再放送/月曜 24:30~25:00

6月1日(土) 変わる!鹿児島駅巡り

鹿児島駅で今、進められているのが新しい駅舎の建設。
鉄道がはじめて鹿児島にひかれて、駅ができた場所なんですね。
意外と知らない鹿児島駅の歴史、そして新しく生まれ変わる鹿児島駅。
変わりゆく街を巡るシリーズ第2弾 鹿児島駅周辺を散策します。
古き良きモノと新しいモノとが混在する
鹿児島駅周辺で 3人が出会ったものとは?

◆鹿児島駅の歴史
高橋さん、鹿児島駅にやってきました。鹿児島駅の駅舎があった場所に、来年1月の完成を目指し新しい駅舎の建設が進められています。仮駅舎で、鹿児島駅の歴史に詳しい鹿児島駅周辺のまちづくり団体の代表・松野広行さんと待ち合わせしていました。

実は鹿児島で最初にできた鉄道の駅が鹿児島駅なんです。鹿児島駅が出来たのは1901年(明治34年)、今から118年も前の事。この地域自体は元々は城下町で、鹿児島駅周辺にはその昔3つのお城がありました。多賀山公園にあった東福寺城、清水中学校あたりにあった清水城、大龍小学校あたりにあった内城で、いずれも島津の殿様のお城です。周辺には石垣など城下町の佇まいが今も残っています。

明治・大正・昭和と鹿児島市の中心的な存在として活気を集めた鹿児島駅。しかし平成に入り県庁の移転、九州新幹線開業など取り巻く環境が激変。駅周辺の人口も減少してしまいます。

でもこのところ鹿児島駅近辺が少しずつ変わってきました。来年1月に完成予定の新駅舎は、大正から昭和にかけて栄えた2代目駅舎をイメージした大正ロマン風。新しい鹿児島駅の誕生、楽しみですね。

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◆人気の居酒屋 足立屋
昼間から賑わっている、大衆立場足立屋。足立屋といえば、1000円あればベロベロになれる「せんべろ」!お酒3杯につまみ一品がついた人気メニューです。女将の田原さんが鹿児島駅周辺に出店しようと思ったきっかけは、昭和の名残が残っている雰囲気が残っていて、そこを気に入ったからだそうです。

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information
【大衆立場足立屋】
住所:鹿児島市小川町9-10
TEL:099-227-7510

◆老舗の陶器屋・菊屋陶器本店
創業74年の老舗・菊屋陶器本店でお話を聞きました。以前は鹿児島本通りは人通りがすごく多くて、島の人や宮崎の人吉からも買い物客が来ていたそうです。

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information
【菊屋陶器本店】
住所:鹿児島市小川町3-52
TEL:099-222-7219

◆魚が評判のスーパー 鮮ど市場
滑川通りは、かつて朝一で賑わった場所です。昔はわざわざ新鮮な魚を買いに人吉や都城からも買い物客がやってきていたんだって。そんな滑川通りにある鮮ど市場は、特に魚介類の品揃えが豊富。なかなかスーパーじゃ見かけないサザエなど、珍しい物や他のお店では手に入らない物も仕入れているそうです。

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【鮮ど市場北ふ頭店】
住所:鹿児島市小川町21-11
TEL:099-222-0311

◆人気の八百屋 田舎市場
田舎市場は創業25年の老舗の八百屋さんです。去年、ビルの老朽化で滑川通りからこの場所に移ってきました。この日やってきた常連さんはなんと1万円分の野菜を大人買いしていました。お野菜と果物、そして焼き芋を発見!早速庄村さん、いただいちゃいました。

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【田舎市場】
住所:鹿児島市小川町16-2
TEL:099-225-7520

◆名山町のランドマーク レトロフトチトセ
美川さんと高橋さんがやってきたのは、名山町のランドマーク的な存在・レトロフトチトセ。まずレトロフト1階の古書リゼットにお邪魔しました。所狭しと並べられた古本は全て店長の安井さんが集めたものです。
リゼットの隣にある花の木ファームラボは、1年前に店長が変わり商品のラインナップも充実。人気の自家製ソーセージのホットドッグに加え、お肉の販売も始まりました。

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スパイシーチーズドッグ 500円(税込)

information
【レトロフトチトセ】
住所:鹿児島市名山町2-1

information
【古書リゼット】
TEL:090-7982-4380

information
【花の木ファームラボ】
TEL:070-5819-9165

◆洋裁スポット サンカクチャコ
レトロフトをあとにした2人は、すぐ隣のビルの2階へ。鹿児島を拠点に活動するオーダーメイドブランド・サンカクチャコのアトリエがありました。洋服仕立て職人の大迫さんと宍野さんとが名山町に7年前に設立。名山町ののんびりとした雰囲気が気に入って、こちらにアトリエを構えたんだそうです。
今回はとびこみワークショップをしてもらい、ミニバッグづくりに挑戦しました。高橋さんのバッグのイメージはさわやかなお花たち。夏を感じるバッグになりました。美川さんのバッグは、美川さんの私服によく合いそうなベージュやカーキ色を使ったデザインです。

ワークショップ体験 3時間 3000円(税込)※材料費は別 <予約制>

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【サンカクチャコ】
住所:鹿児島市名山町2-2
TEL:090-8220-5229

◆フリーコーヒー バカンス
出来たてほやほやのバッグを持って名山堀に繰り出した2人に、「コーヒーを飲んでいきませんか?」と声をかける人が。公務員や会社員、学生など、12人のオーナーが好きな時間に好きな使い方をしている、シェアハウス『バカンス』の森満さんです。
森満さんはお昼に珈琲を飲みたい、ということでフリーコーヒーを実施。通りかかった人に良かったら飲みませんかと声かけています。フリーでコーヒー渡してると、「コーヒーに合うわよ」と黒砂糖持って来てくれる人がいたり、素敵なコミュニケーションが生まれているんだそうです。

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【バカンス】
住所:鹿児島市名山町3-20
TEL:080-5603-6770(森満)

◆昭和レトロ スザク
スザクは1階が骨董品店、2階が純和風喫茶の、昭和レトロな家族が営むお店です。純和風喫茶はまるで昭和の世界にタイムスリップしたかのような佇まい。水曜日には、喫茶メニューのほかに、近所の行列が出来る製麺所から人気メニューの沖縄そばの出前もしてもらえるんです。お店同士のつながりの深さを感じますね。

沖縄そば 300円(税込)

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【スザク】
住所:鹿児島市名山町3-2
TEL:090-9608-8321

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【ホンダ食品】
住所:鹿児島市名山町4-1

◆イルカゲストハウス
名山堀から鹿児島駅方向へ歩いて行くと、タイのタクシー「トゥクトゥク」を発見!これ、ゲストハウス「イルカゲストハウス」を営む田之畑さんの自家用車なんです。トゥクトゥクに乗せてもらって、旅行気分でゲストハウスへ。
旅好きの田之畑さんご夫婦が中古住宅を購入して5年前にオープン、今までに40以上の国々からゲストが訪れています。奥さんは「名山は鹿児島の色んなモノが凝縮されてるエリア、鹿児島を好きになって帰って欲しいの」と語ってくれました。

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【イルカゲストハウス】
住所:鹿児島市易居町3-24

◆隠れ家グルメ ごえん
鹿児島駅前にある隠れ家的なお店「魚処 ごえん」。カウンターのお店は、女将自ら毎朝市場へ出向き目利きした新鮮な魚を使った料理が評判です。この日のお通しは何と「まぐろの中落」!その日に水揚げされた旬の魚を使ったおまかせコース。3500円からで予約制です。
女将さんは、鹿児島駅の方ヘ初めて来たというお客さんが結構多いので新しい駅舎が出来れば賑やかになってくれればと期待しているんだそうです。

おまかせコース 3500円~ ※予約制

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information
【ごえん】
住所:鹿児島市浜町1-14
TEL:099-225-8278