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ナマ・イキVoice

川路 あかり・山根 美乃梨
OA/土曜 18:30~19:00 再放送/月曜 24:30~25:00

5月25日(土)オトナの社会科見学

あのアイスにあの文房具、
そして歴女大興奮のあれも鹿児島で作られてるんですねぇ。

オトナになっていろいろ分かったつもりだけど、
やっぱり知らないことって世の中てんこもり!!
普段はなかなか見ることが出来ない「現場」にみんなで潜入!

「オトナの社会科見学」決行しました♪

◆セイカ食品 氷白くま工場 
鹿児島を代表するスイーツ、南国しろくまが恋しい季節がやってきます。アイス大好きナマイキ倶楽部員と訪ねたのは、日置市にある『セイカ食品アイスクリーム工場』!ご案内していただくのは研究開発の時任さんです。CMに出演している南国しろくま君もお出迎えしてくれました♪
こちらの工場では、150種類位のアイスクリームを作っています。たいやきアイスは結構年間で売れ筋商品なんですって。もちろん一番人気は白くまのカップアイスです。昭和44年に元祖練乳かき氷南国白くまが誕生。それからたくさん種類が増えて、現在は19種類もあるそうです。
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今日はやっぱり王道!の氷白くまの作りをみせてもらいます。まずは入ってすぐの通路の壁をチェック。ここに隠れ白くまがいるんだって!白くまの練乳がカップに注がれています。実はアイスクリームは、アイスクリームミックスという全部同じ原料で出来ているそうです。仕込み、熟成を経てそれぞれのアイスの工程へと続きます。
氷白くまはアイスクリームミックスを元に、氷、練乳などを合わせたものです。練乳の中にフルーツが沈まないよう練乳を表面だけを凍らせて、奥のトッピングラインに進みます。実はトッピングはすべて手作業でされているんです。彩りを考えてトッピングの場所も決められています。目でもおいしさが楽しめるように、誕生から50年変わらない作り方なんだそうです。あとは厳しい検査を通り、製造から約3日には後私たちの元に届きます。
見学の後は出来立ての氷白くまをいただきました!スプーンがすーと入るやわらかさが食べ頃なんだって♪時任さんのおすすめの食べ方、プレーンヨーグルトをかけた白くまもいただきました!甘さが抑えられてさっぱり感がプラスされるんです。みなさんも体験してみて♪この食べ方は、フルーツを食べ終わった方がよりおいしく味わえるそうです。
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information
【セイカ食品アイスクリーム工場】
住所:日置市伊集院町下谷口3-10

【アイスクリーム工場見学】
1日3回 約1時間 平日のみ見学可  料金:無料
TEL:099-272-0030(1週間前までの予約)
※特別に白くまを頂きましたが、通常の試食はバーアイスです

◆サクラクレパス 鹿児島工場
サクラクレパスって聞いた事あります?そう、文房具メーカーの会社です。実はサクラクレパスの商品は全部鹿児島で作られているんです!工場があるのは鹿屋市吾平町。すえつぐさんと大山さんに工場案内していただきました。ここの工場は一般開放していないので、今回の社会科見学は特別です!まず見せてもらったのは、ボールサインという商品の製造過程。ペンの中に色々部品があって、それをひとつひとつ組み合わせて1本のペンが出来上がっていきます。インキが溢れないように液体が入っていたり、中栓の中にもインキそのものが乾燥しないように防寒材が入ってたり色々な工夫がされているんです。他にもペン先が乾燥しないようにキャップの中にも細工がされていたりと、細かく分けられた工程には繊細な技術で使う人への気遣いが込められていました。
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海外用のピグマのペンの製造も覗かせてもらいました。最後の箱詰めは手作業で行っているという事なので、みんなでお手伝い♪ペンをケースに入れるだけなんですが、結構きっちり入れるのが難しい…このペンは公式のきちっとした文章にも滲まずに書けるので、オバマ元大統領が使われたという話もあるそうです。ピグマのペンは時がたっても色褪せない、水にも強い特殊インクが使われているそうです。世界でも活躍する文房具。わたしたちの街、鹿児島から生まれているのは誇りです♪
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◆甲冑工房 丸武産業   
鹿児島に甲冑を作っている会社があるって知ってました?お邪魔したのは、薩摩川内市にある『甲冑工房丸武』です。展示されている沢山の甲冑は、ぜ~んぶここで作っているんです。角が長い兜や重そうな鉄板の兜、ウルトラマンのモチーフになったという個性的な兜もありました!島津義弘公が実際身に着けていたという鎧も史実に忠実に再現しています。時を超えて島津義弘公に会ったような気持ちになりますね。
なぜ甲冑作りを始めたのか社長さんに聞いてみたところ、もともと釣り竿づくりをしていた初代社長が、趣味で甲冑を作ったのが始まりなんだそうです。中々の出来栄えが噂になり、なんと映画会社から注文が来ました。それから数々の映画やドラマの甲冑を手がけてきたそうです。現在もここで職人さんたちが手作業で作っています。
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工房一のベテラン職人・吉岡さんが作っていたのは足の臑当(すねあて)。6枚の鉄板を一枚一枚叩いて形を整え合わせていくので、片足だけでも大変作業です。1つの甲冑が出来上るのは約3か月もかかります。しかも甲冑の作り方は教科書がないんだそうです。甲冑は鉄板の切り取りから、塗装、装飾など、全ての工程を資料や写真を元に作っていきます。まさに職人さんの長年の技ですね。
鎧の魅力はその時の職人さんの魂でもあり、生きざまでもあること。甲冑工房丸武で、熱き職人魂と戦国時代に触れることができました。

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information
【甲冑工房 丸武産業】
住所:薩摩川内市湯島町3535-7
TEL:0996-26-3113
営業時間:10:00~17:00
見学:無料(ガイド付きは有料)
年中無休 

◆かごしま魚市場ツアー   
朝6時45分、庄村さんが訪れたのは鹿児島市中央卸売市場・魚類市場です。こちらで毎週土曜日『かごしま魚市場ツアー』を開催しています。鹿児島県ホテル旅館組合青年部の方々「鹿児島で美味しい思い出を作ってほしい」と、企画したそうです。最近は外国の方にも大人気なんです。市場で実際に働いている方が案内してくれます。まず向かったのは魚類市場のメイン、競り!鹿児島は海岸線が長いため、魚の種類が豊富にとれるんだそうです。
仲卸市場では、なんとマグロの解体ショーを見ることができました!そしてその場で捌いたマグロを試食させてもらいました。ツアーの最後は水神様に海の恵みを感謝して終了です。ぜひ皆さんも早起きして参加してみてください。
参加費:大人 1500円 小人 800円(※含まれるもの、ツアーガイド、保険、試食、長靴)
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information
【かごしま魚市場ツアー】
TEL:099-226-8188(かごしま魚市場ツアー実行委員会 南洲館フロント)
3月~11月の毎週土曜日に開催

※マグロの解体ショーは、マグロがとれない日は開催されませんのでご注意ください。