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ナマ・イキVoice

美川 愛実・川路 あかり
OA/土曜 18:30~19:00 再放送/月曜 24:30~25:00

10月27日(土)明治維新150年記念 西郷さんも愛した東京めぐり  

今回のナマ・イキVOICEは、MCの庄村アナウンサー、美川アナウンサーの2人で
東京に残る、西郷さんの足跡をタイムトラベル!!

明治維新150年の今年。
西郷さんも暮らした東京の中心地、日本橋を巡りました。

西郷さんが愛した美味しい食べ物にも出会いましたよ♪

◆西郷さんの暮らした町・日本橋
西郷さんの暮らした町「日本橋」。東京都中央区、東京駅の東に位置している、商業と文化の中心地です。西郷さんが日本橋で暮らしたのは明治4年から約2年。西郷さんが暮らした日本橋めぐりに出かけてきました。
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◆日本橋クルーズで東京散歩
最近話題の観光名物を見つけました。開放感抜群のオープン船で日本橋・神田川を廻る「日本橋クルーズ」です。7年前から始まったこのクルージングは、一味違った東京が見られると大人気です。川の上から東京を眺めつつ、この地域の歴史に触れることができます。日本橋川の上にかかる日本橋は、明治44年に架けられた国の重要文化財です。江戸時代、日本橋には水路を利用して様々な物資が運ばれ、魚河岸も作られました。ちょうど明治10年に架けられた石橋の復旧工事が行われていました。その他にも東京ならではの色々な景色を船の上から眺めることができます。船の上から見えたスカイツリー。MCの2人ももカメラに収めました。色々な橋があって、新しい東京を見た気がしました。

日本橋クルーズ神田川めぐり(90分) 2500円(税込)

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◆西郷さんゆかりの町を探検
江戸から東京へとつながる歴史と伝統のまち・日本橋には、西郷さんが暮らした足跡がたくさん残っていました。まちの名物案内人・「江戸の架け橋!日本橋めぐりの会」の川崎晴喜さんに、西郷さんにゆかりのある場所を案内してもらいました。年間4000人をガイドするという川崎さん、日本橋の魅力を伝え続けています。
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早速向かったのは、日本橋・人形町。ここで江戸の文化を牽引したこの町らしいものを発見しました。鯨が地面から顔を出している像、「鯨と海と人形町の碑」です。江戸時代、このあたりは人形浄瑠璃の小屋がたくさんあり人形使いが多く住んでいたので、人形町と呼ばれるようになりました。人形独特の首の動きを出すのに鯨のヒゲが使われていたことから、ここに鯨の像があるんだそうです。
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西郷隆盛屋敷跡。元は姫路藩のお屋敷で、広さは2600坪。鴨池球場のグラウンドのおよそ3分の2にあたります。西郷さんは明治維新の後、政府に請われておよそ2年間ここで暮らしました。特別に屋敷跡の一部、日本橋小学校の中を見せてもらいました。人物が大きいと家も大きい!
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information
西郷隆盛屋敷跡
所在地:日本橋人形町一丁目一番・日本橋小網町十四番・日本橋蛎殻町一丁目十~十三番地域

◆老舗名店に受け継がれる西郷さんの大好物
続いて川崎さんに教えてもらったのは、日本橋室町にある老舗の割烹「とよだ」。旬の素材と磨き抜かれた伝統の技、今も昔も食通に人気のお店です。ここに西郷さんが通っていたというエピソードが語り継がれていました。
「よくうちにきて、赤べろべろのしょっぱ漬けを食べに来ていたと聞いている」
「赤ベロベロしょっぱ漬け」って一体なに?その正体はマグロの漬けでした。トロッとするマグロがたまらない一品です。西郷さんはこんな物を食べていたんですね。
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創業文久三年 板前割烹日本橋とよだ
住所:東京都中央区日本橋宝町1-12-3

 
◆江戸職人の匠の技めぐり
「和ギフトセレクトショップMUCCO」では人形町ゆかりのものを刺繍したハンカチが人気です。西郷さんのハンカチもありました。ちょっと嬉しいですね。
人形町ハンカチ 700円(税別)
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和ギフトセレクトショップ MUCCO
住所:東京都中央区日本橋人形町2-4-3

江戸時代の日常道具
「岩井つづら屋」は竹かごに和紙を貼り漆を塗った「江戸つづら」を販売しています。江戸つづらは江戸時代から庶民の道具として親しまれてきたふた付きのかごのことで、現在は出産・就職・結婚など 贈答品として全国から注文が入っています。一つのつづらを作るのに、なんと20以上の工程があるそうです。
「丁寧に作ればお客さんも喜んでくれるんで、それだけは心がけてやっていますよ。」
ここでは今もなお伝統の技と職人の心意気が守られていました。西郷さんが暮らしていた時代、人々の暮らしを支えていたんでしょうね。
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文久年間創業 岩井つづら屋
住所:東京都中央区日本橋人形町2-10-1

老舗の刷毛・ブラシの専門店
現代の道具に応用されている職人技もありました。東京都伝統工芸品の江戸刷毛を販売している「江戸屋」です。江戸の職人技を受け継ぐ江戸屋は、馬や羊の毛など天然素材を使い分けて一本一本職人さんが作っています。明治に西洋文化が入ってくると、その技術を活用してブラシ作りも始めました。丁寧に作られたブラシは髪の毛の間にしっかり通ります。天井をみると沢山の掃除ブラシがありました。その中に瓶を洗うブラシを発見!庄村アナウンサー、早速購入です。
パウダーブラシ リス毛 8640円
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江戸屋
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町2-16
営業時間:9:00~5:00

◆西郷さんが愛した老舗果物専門店
美川アナウンサーが訪ねたのは、日本初の果物専門店 千疋屋。選び抜かれた宝石のようなフルーツは見ているだけでもうっとりします。隣接したパーラーで、旬のフルーツを色々食べられる大人気のメニュー、スペシャルパフェをいただきました。実はこのお店にも、西郷さんと深い関わりがあったんです。
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「西郷さんが毎日来てスイカを頼まれた。鹿児島に帰るときに屋敷をくれようとした。」
豪快で食通だった西郷さんには、他にもご贔屓の店がたくさんありました。スイカや鰻、カステラ、葛餅が大好きな西郷さんが、人形町のご贔屓の店を皇居の人に宣伝してくれたので、そのお店は皇室献上で生き残ることが出来たそう。老舗名店を救った、食通の西郷さん。商業と文化の町・日本橋の礎に一役買っていたんですね。
千疋屋スペシャルパフェ 2160円(税込)
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information
千疋屋総本店 フルーツパーラー
住所:東京都中央区日本橋宝町2-1-2日本橋三井タワー内

◆10月27日OA MCスタイル◆

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<衣装協力>
Abahouse Devinette アミュプラザ鹿児島1階にあるお店です。