マカオの魅力を紹介する二日目。カジノやリゾートホテルなど華やかなイメージが強いマカオだが、実は世界遺産もある。ポルトガル領時代の名残をとどめる街は、東西の文化が入り交じった独特の雰囲気が広がっている。今回は歩いてまわる世界遺産からちょっと怪しい場所まで、ノスタルジックなマカオの魅力を紹介!
エンタメシティ マカオ!東西の文化が共存する街
【マカオ半島】
マカオは、近代的なリゾートホテルのある島と、マカオ半島から成り立ちます。マカオ半島には、なんと世界遺産があり、ノスタルジックな風景が広がっています。
【セナド広場】
アジアとは思えない光景が広がっています。ここセナド広場は、マカオ市民の憩いの場。
石畳にヨーロッパの建物。1999年までポルトガルの統治下にあった名残が今でも残っています。東西の文化が共存する街並みは、2005年に世界遺産に登録されました。
【聖ドミニコ教会と聖ドミニコ広場】
ひときわ目を引く建物があります。ここも世界遺産登録されているものの一つで、黄色と白の飾りが可愛いです。
【聖ポール天主堂跡】
こちらの世界遺産は、マカオのシンボルです。「ローマより東でもっとも美しい教会」と言われていましたが、1835年の火事で崩壊してしまい、現在は正面の壁のみが残っています。火災でも崩れなかった壁と写真を撮れば、幸運が訪れると言われ、多くの観光客の人気を集めています。
このようにマカオ半島には、広場と建物の合わせて30カ所が、マカオ歴史市街地区として世界遺産に登録されています。2キロ以内に密集していて、一日あればすべてをまわることが出来ます。
【大三巴街(ダーイサーンバーガーイ】
ここはマカオで一番観光客で賑わう繁華街。お土産物販売の激戦区でもあり、一年中活気のある通りです。マカオで定番のエッグロールというお菓子の手作り体験をしてみました。
【ナーチャ廟(ミュウ)】
1888年に建てられた寺院で、コチラも世界遺産です。天井には不思議な渦巻き状の線香が下がっています。長い間燃え続けることから、神への思いを絶やさないようにという意味が込められているそうです。
【リラウ広場】
大きな木を中心に西洋風の建物が囲んでいます。コチラはポルトガル人が最初に定住した場所で、今でもその面影が残っています。地元の人達の憩いの場になっています。
【港務局】
コチラのクリーム色の建物も世界遺産の一つ。以前兵隊さんたちがすんでいた宿舎です。
【バラ広場】
世界遺産のバラ広場は、モザイクの石畳が特徴です。
この広場には、マカオ発祥の場所・媽閣廟がありました。
【媽閣廟(マアコッミュウ)】
マカオ由来の場所。ここはマカオ最大で最古の中国寺院(マアコッミュウ)。ポルトガル人がこのマアコッミュウをマカオと聞いたことがマカオの由来と言われています。