金曜かごニュー、特集は県民１００人が関心を寄せた気になるニュース。どんな話題や出来事がランクインするのか。関心度の高いニュースを独自の視点で掘り下げていく。コメンテーターは鹿児島で育ったタレントで俳優のピーター。

県民１００人に聞いた今週の気になるニュース

【第１位】開催迫る！鹿児島マラソン
昨年に続き、今回で２回目の開催となる鹿児島マラソンに、県民の関心が集まりました。ファンランに２０００人。フルマラソンに１万人が参加する都市型マラソン。ランナーの安全対策も進められています。大会当日の警備にあたる警察や鹿児島市の職員がテロを想定した訓練に臨みました。レース中の緊急事態。すかさず警備にあたるのは、｢ランニングポリス｣。ランナーに混じって不測の事態に備えます。今年は、女性のランニングポリスも初めて導入し、ランナーの安全を確保します。

　
【第２位】川内原発２号機 発電再開
定期検査のため運転を停止していた川内原発２号機が発電を再開し、九州各地の家庭や企業への送電を開始しました。今後は徐々に出力をあげ、国の最終的な検査を経て３月２４日に
営業運転となる見通しです。三反園知事は今後専門委員会に定期検査と特別点検の結果について判断を仰ぎ、１号機同様問題なしと判断されれば２号機の稼働継続も容認するとみられます。

　
【第３位】卒業式
旅立ちの春、県内各地で卒業式が行われ、多くの卒業生が思い出の詰まった学び舎を後にしました。鹿児島高校で行われた卒業式には、アマチュアゴルファーの勝みなみさんの姿も。勝さんは高校１年生のときにプロツアーで史上最年少優勝を果たし一躍脚光を浴びました。
その後も高校に通いながらアマチュアの大会やプロツアーに参戦してきました。

　
【第４位】就職活動がスタート
来年春の就職を目指す大学生たちの就職活動がスタートしました。企業による会社説明会が解禁された１日、鹿児島中央駅には真新しいリクルートスーツを着た学生たちの姿がありました。期待と不安が入り交じる就職活動。企業の選考開始は６月１日です。

　
【第５位】官製談合 南大隅町職員ら逮捕
去年４月、南大隅町が発注した業務の入札をめぐり、入札情報を事前にやりとりしたとして南大隅町の職員と測量設計会社の社長ら３人が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されました。今回問題となった入札は佐多岬公園周辺の道路の改良工事で、発注費用はおよそ１０００万円だったということです。

　
【第６位】鹿児島レブナイズ Ｂリーグから融資へ
鹿児島レブナイズは会見を開き、資金難による報酬未払いなど、クラブ運営が悪化している状況を説明しました。Ｂリーグ２部に参戦しているレブナイズは、今シーズン、年間およそ９２００万円の営業収入を見込んでいました。しかし、ホームゲームの入場者数が伸び悩み、見込み額におよそ４０００万円届かない見通しです。レブナイズは、Ｂリーグが資金難に陥ったクラブを救済する措置としてもうけている“融資制度”の利用を申請。１５００万円の融資申請が承認されました。

　
【第７位】受動喫煙防止の規制強化案
厚生労働者は、２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた受動喫煙防止の規制強化案を公表しました。居酒屋などを含む飲食店は、喫煙室の設置を認めたうえで、原則禁煙に。学校や病院は敷地内すべてを禁煙としています。厚生労働省は、２０１９年秋に日本で開催されるラグビーワールドカップまでの施行を目指しています。

　
【第８位】奄美 殺人・死体遺棄事件 実刑判決
おととし１２月、奄美市で女性を殺害し、遺体を山に遺棄した罪に問われている男に懲役２０年の実刑判決が言い渡されました。鹿児島地裁は、｢共犯者とされる男の証言は信用性が全体として高く、 被告が犯人であることは常識に照らして間違いない｣としています。男は福岡地裁宮崎支部に控訴したということです。