
きょうは、いい夫婦の日ですが、ユリに魅了されたご夫婦が営むユリ園から、中継でお伝えしました。

鹿児島市吉野町にある、「鎌田ユリ園」です。

ご主人の鎌田洋平さんと、奥様の美香さんです。

(鎌田さん)
「オリエンタルユリ」を育てています。
今、世界で楽しまれているユリは、大きく4つのグループに分けられまして、その一つが「オリエンタルユリ」なんです。

(鎌田さん)
オリエンタルユリとは、中国やアジアのユリを掛け合わせた品種で、花が大きく、色は主に白、ピンク、赤のものなど。

ゲンザーノ
ベンソン

アンジェラ
サマンサ

【ユリについて】
■もともとは、主に食用として栽培されていた
■江戸時代に、日本に来ていたドイツ人医師シーボルトらが、欧米へ伝え、花の大きさや咲き方が美しいと評価された

(鎌田さん)
ユリは、つぼみの状態で収穫して、開く過程を楽しむ花です。

(鎌田さん)
生花は、1週間程度のものが多い中で、ユリは、長いものですと1カ月楽しめるんです。

(鎌田さん)
もともとユリは、夏のお花なんですが、温度管理をして1年中造っています。

(鎌田さん)
土は、花にとっては消化器官で、とても大切なもの。
5年、土作りに励みました。

ユリ園を始めて7年目という、鎌田さんご夫婦。
ユリの品質が高いと評価され、鹿児島県フラワーコンテストで、2年連続、県知事賞を受賞しているんです。

ところで、鎌田さんご夫婦は、結婚して今年で22年目なんだそうです。

(鎌田さん)
もともと東京で暮らしていて、農業ではない仕事をしていたんですが、2011年の東日本大震災をきっかけに、ふるさとである鹿児島へ。
親族がユリを育てていて、数年後に独立しました。

東京出身の美香さんですが、反対はしなかった?

(美香さん)
絶大なる信頼があり、絶大なるプレッシャーを与え、あと愛情かな♥

夫婦の日をきっかけに、日ごろの感謝などの気持ちを言葉にするのは大事ですよね。
でも、なかなか言葉にできないという方は、お花で感謝の気持ちを伝えるのもいいかもしれませんね。

鎌田ユリ園では、360円から購入できます。

また、3000円からギフト用の花束もあります。
プレゼントとして、郵送も可能です。
相手の手元に届くタイミングでお花が開くように、用意して下さるそうです。