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10月20日(水)なぜか今、大忙しの花火工場から生中継!そのワケとは

南九州市川辺町上山田の六葉煙火から、乾き亭げそ太郎が生中継でお伝えしました。
コロナ復興を祈願して各所で花火があげられるなど、最近は季節に関係なく需要があり、花火工場は秋でも大忙しということなんです。
 

そんな花火工場で、花火師さんの仕事をみせてもらい、花火がどのように製造されているのか案内していただきました。
案内してくださったのは、古閑 潔さんです。
 

第1工程 火薬配合室

まず見せていただいたのは、 火薬配合室。
文字通り、花火の原料「火薬」を配合しています。
専門の免許を持つ職人さんが、火薬の製造を行います。
 

第2工程 星掛場

そして、その火薬(火だね)を使って、花火の芯に色を足していきます。

ドラム式星掛け機という機械で色をつけます。
このようにして、先ほどの火薬が花火の玉に生まれ変わります。

星掛け(色をつける作業)前の芯は2mmですが、何度も何度も星掛けを繰り返して、次第に玉が大きくなっていきます。
 

星掛けを10回した5号玉はこの大きさです。

5号玉で作った花火を上げたら、こんな感じです。

そしてこれが、約1カ月かけて星掛けを行った10号玉です。

10号玉で上げた花火です。

第3工程 玉込場

第2工程で制作した玉を花火の型に詰め込みます。
玉込めの作業は、
・火薬取り扱い免許
・火薬製造免許
を持っている者が会社に2名以上在籍していれば、素人でもできるのだそうです。

そこで、花火が打ちあがった際にイカの形が浮かび上がるように、げそ太郎自ら玉を込めます。

アドバイスを頂きながら、いい感じにできました!!
「イカ花火」!

第4工程 玉貼場

込めた玉を「玉貼場」で、最後の仕上げをします。
クラフト紙を型の周りに張り付け、完成です。

作ったのはいいんですけど、とりあえず「イカ花火」打ち上げようがない・・・。

打ち上げはコンピューター制御

打ち上げと言えば、昔は手動で打ち上げていましたよね。
でも、今はコンピューターを使って順番などを決めて、後はボタン1つで簡単に打ち上げられるんだそうです。
進化しましたね~♪

ところで、六葉煙火さんでは「花火の力」という飴を鹿児島市のスーパーで販売しています。
お祭り気分で鹿児島に元気を、という願いが込められています。

花火毬プロジェクト 花火の力 550円(税込)
鹿児島県内 26カ所で販売
 

KTSからのお知らせ

そして、KTSからのお知らせです。
10月23日(土)に、県内のどこかで花火が上がります。
花火の主催者はKTSです♪

題して、☆「KTSの日2021 花火でエール」☆
この模様はテレビで生放送されるほか、KTSアプリでも生配信されます!
KTSアプリはこちら→https://www.kts-tv.co.jp/app/

この日は正午から、KTSの特別番組「KTSの日2021 鹿児島は僕らの誇りだ」が放送されますが、それに合わせた特別番組として、花火を打ち上げます。
番組にもたくさんの愛やエールが込められていますが、花火の打ち上げでもぜひKTSからのエールを受け取ってください!
 

そして、六葉煙火さんが作った花火が打ち上げられます!!
​ちなみに、げそ太郎が作ったイカ花火も「KTSの日2021 花火でエール」  のどこかで打ち上がりますよーーー!

こちらも合わせてお楽しみください♪