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9月3日(金)奄美出身の歌手☆中孝介がリモート出演!奄美を語る

代表曲「花」など、世代を超えて支持されている奄美出身の歌手、中孝介さんがリモート生出演。
世界自然遺産に登録されたばかりの奄美大島の魅力をはじめ、自身のルーツでもある島唄について語りました。
中さんは、島唄の師匠、坪山豊氏の生涯を追ったドキュメンタリー番組「すとごれ」にも一部出演していて、出演の模様も語ってくれました。
「すとごれ」はKTSで9月5日放送です。

奄美の歌手・中孝介  ~故郷 世界自然遺産の島を語る~

きょうは、今、東京にいる奄美市出身の歌手中孝介さんとリモートでつないでお送りしました。
ふるさと奄美の世界自然遺産、島唄、近況報告などをお話ししてもらいました。

代表曲「花」など世代を超えて支持されている中(あたり)さん、つい先日世界自然遺産に登録されたばかりの奄美の魅力、あるいは自身のルーツ・島唄について語ってもらいます。
また、今度の日曜日に放送される島唄の師匠・坪山豊の生涯を追ったドキュメンタリー番組「すとごれ」にも出演されています。その様子も交えながら特集をおとどけします。

奄美・沖縄世界自然遺産

7月26日、ユネスコ世界遺産委員会が「奄美大島、徳之島、沖縄北部および西表島」の世界自然遺産登録を決めました。亜熱帯の森に貴重な固有種が生息する生物多様性が評価されました。日本の自然遺産は、2011年の小笠原諸島(東京都)依頼5件目。国内最後の自然遺産になるといわれていいます。なんと鹿児島県には1993年の屋久島に次ぐ複数の自然遺産がある都道府県となりました。

中さん、金作原(きんさくばる)原生林とかアマミノクロウサギとか、ご自分も見た事があると思うんですが、奄美の山・海の自然、生き物などはどんな感じなんでしょうか?

中さん)小さい頃は道端に夜行性のアマミノクロウサギがピョンピョン跳ねていました。



 

シマ唄

奄美の島唄は古い時代から歌われている、いわゆる「古典島唄」が60曲あまり。
そして中孝介さんの島唄の師匠・坪山豊が作った闘牛の歌「ワイド節」などの新しい島唄があります。
その特徴は即興で歌詞を考え歌うので「歌掛(うたか)け」、「歌遊(うたあそ)び」とも呼ばれ、日々の出来事、男女の恋愛話しなど、歌いながら会話する、暮らしとつながった生活歌です。



 

中さんも原点は島唄ですね!
シマ唄・・・の「シマ」にこだわる理由は?
中さん)シマは島だけの意味ではなく、集落(シマ)ごとに言葉、歌詞も違うので
島々の唄ということで、あえてカタカナを使っています。


学生時代、島唄に夢中だったそうですが?
中さん)ピアノを弾いたり、吹奏楽で演奏していましたが、
高校生の時に、元ちとせさんの歌を聞いてシマ唄に興味を持ちました。

島唄を習いに、坪山豊の門を叩いた?
中さん)名瀬市の唄者と言えば、坪山豊。電話をしたら、家においでと言われました。





 

すとごれ

「すとごれ」は、中さんの島唄の師匠でもある坪山豊さんが最後に作った島唄です。
「すとごれ」という奄美の言葉は、“負けてなるものか”という意味。

今度の日曜日、午後5時から放送される「ドキュメント九州」で、中さんの島唄の師匠・坪山豊の遺作「すとごれ節」を追ったドキュメンタリー番組「すとごれ~奄美の唄者 坪山豊~」に、中さんも出演されています。

 

島の相撲取りの子どもたちは元気がありそうですね?
中さん)瀬戸内町には「ストゴレ魂の碑」があるぐらいですから、島の子どもたちは根性があると思います。

このドキュメント九州「すとごれ~奄美の唄者坪山豊~」は
9月5日(日曜日)午後5時から放送します。
ぜひご覧ください。
https://kts-tv.co.jp/program/210905dck/
 

Missing

中孝介さんの歌と近況報告です。
まずは、2019年4月全国公開の映画「多十郎殉愛記(たじゆうろうじゆんあいき)」の主題歌になった「Missing」です。

中島貞夫監督による長編劇映画で、主演を高良健吾が務めました。
映画内容
親の借金から逃げ長州を脱藩した清川多十郎は新撰組に押されていた京都見廻りの襲撃を受けます。やがて小料理屋の女将「おとよ」や、国元から上洛してきた腹違いの弟を巻き込む死闘へと展開する物語の主題曲です。


 

【奄美の風】

中さん、あす鹿児島に来られます。
9/4(土)、鹿児島市の川商ホールで開催されますプレミアムコンサート「奄美の風」のスペシャルゲストとして公演されます。

【奄美の風】
・出演 元ちとせ
・SPゲスト 中孝介 /城南海
・9月4日(土)午後5時開場
・川商ホール第1
・問い合わせ 南日本新聞社事業部
 099ー813ー5053