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7月14日(火)コロナに揺れる鹿児島の今

県内で初めてのクラスターが発生。感染は県内各地に広がり、感染者は100人を越えました。そして、7月8日、県はキャバレーやバーなどのうち、接待を伴う飲食店について2回目の休業要請を出しました。

町が元気を失いつつある今、それぞれの場所で懸命に生きる人たちの姿にカメラを向けました。

新型コロナに揺れる天文館

肉巻きおにぎりが人気のお店。このお店の売り上げのほとんどは、接待を伴うお店への出前です。休業要請の対象にはならないお店ですが、悩んだ末にお店を閉めることに決めました。

 

お客さんが少なくても、お店をあけていこうと決めたお店もあります。元気のない天文館を見るのは寂しい。お店を続けながら新型コロナの終息を待ちます。

老舗のミュージックバーで歌い始めて12年のレイカさん。お客さんが全く来ないことは初めてです。それでもいつもの時間に歌います。お店は取材の2日後に休業、再開の日を待ちます。

枕崎市では

7月3日、枕崎市の病院ではショーパブを訪れていた医師や看護師らの感染が判明。 枕崎で10年間食堂を営む野沢さんも、初めて体験する事態に戸惑いを隠せません。元気がなくなっていく町、だからこそ野沢さんは踏ん張って営業をつづけています。

枕崎市の小原病院では、全職員と入院患者に対しPCR検査を実施し、全員の陰性が確認されました。保健所では通常診療の再開については問題ないとの結論を出しましたが、小原病院はより安全に医療を提供したいとさらに休診期間をのばし、厳重な衛生管理と感染防止対策を行ったうえで、7月18日からの診療再開を決めています。

新型コロナウイルスは、未知のものが故に不安が増してしまいがちです。そして、その不安な心が誰かを攻撃してしまう弱さを生んでしまうという弊害があります。改めて新型コロナウイルスの向き合い方を考える時が来ているのではないでしょうか。

7/14(火)よる8時~「鹿児島の暮らしを守ろう~コロナに揺れ動く今」

KTSでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて特別番組を放送します。番組では、新型コロナウイルスに関する悩みや疑問を募集しています。  「」でツイートしてください。