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5月14日(金)全て産地直送!生産者が届ける人気マルシェに密着

鹿児島市のスーパーで月に1回開かれている「カーリスマルシェ」が人気だ。店頭には、栽培方法にこだわった個性的な県産野菜が並ぶ。
また生産者が直接野菜を販売するシステムが多くのリピーターを生んでいる。マルシェが始まったきっかけや関係者の思いとは!?今月の開催予定も。

カーリスマルシェ

鹿児島市下荒田にある「しろやま・デリマルシェ」
去年12月から、とある女性の呼びかけで始まった
月に一度の「カーリスマルシェ」が開かれています。

このマルシェ最大の特長は、売り場に生産者が立つ事。
自分の野菜の魅力を消費者に直接、説明します。

原木シイタケ

阿久根市から駆けつけた、こんな生産者も。
原木シイタケの菌を樫の木に打ち込む原木づくり。
通常だとこの樫の木、1本1000円するそうです。
 シイタケの駒打ち 200円(税込)

しろやま デリ・マルシェ

「カーリスマルシェ」には珍しいものや、
栽培方法にこだわったものなど、
鹿児島県産の個性豊かな野菜が並びます。

発起人は堀切さん。食品関係の会社を営んでいます。
新型コロナでダメージを受けている生産者や、若い就農者を応援しようと立ち上がりました。
そして、その想いに賛同したのが「しろやま デリ・マルシェ」。
店先を貸し出すだけでなく、なんと取締役みずからお手伝い。

鹿児島市民から50年以上親しまれている城山ストアー。
特にここ「しろやま デリ・マルシェ」の売りは、種類が豊富な手作りのお惣菜です。
店内のひときわ目を引く厨房で、毎日手作りの味が作られています。

マコモダケ

発起人は堀切さんの息子・拓磨さんと同級生だった谷口さんの出会いが始まりでした。
子供の頃からずっと、農業に憧れていた谷口さん。迷う事なくこの世界に飛び込み、5年目です。そして、「カーリスマルシェ」が始まるきっかけとなった、とある野菜を作っています。それが、「マコモダケ」
マコモダケの県内生産者はほんの数人。出荷量もわずかで普及への道は遠いのが現状です。
それを聞きつけたのが堀切さんの息子、拓磨さんでした。
コロナ禍で困っている生産者や若い就農者をとにかく応援しようと動き出した堀切さんたち。谷口さんを始めとする参加者を募り「カーリスマルシェ」が始まりました。

 

グリルダイナー

自慢の野菜と、消費者との触れ合い。回を追うごとにリピーターが増えています。更には「カーリスマルシェ」の野菜で料理を作るレストランも!
鹿児島市荒田で18年つづく「グリルダイナー」。

オーナーシェフ、清國さんはこの数日前、レストラン用の食材を「カーリスマルシェ」で自ら購入していました。
上質な柔らかい牛肉と、18年間継ぎ足し続けているデミグラスソースのハンバーグは、長年、固定のファンに愛される味。


 

でも今回の主役は、付け合わせの野菜です。この日のおススメは人参グラッセでした。
このサラダ、ジャガイモの味がとにかく濃厚で、この一皿だけでも大満足です
「グリルダイナー」で「カーリスマルシェ」の野菜が食べられるのは、ひと月のうち4~5日間だけです。

電話: 099-250-4109
営業: 11:30~14:30 18:30~22:00 ※状況により時短営業も
休み: 日・水の夜
駐車場: 有り
 ダイナー風ハンバーグ 1160円(税込) ※ランチセット有り
 長島町産バレイショ使用 ポテトサラダ 600円(税込)
 

「カーリスマルシェ」5/15(土)の午前10時~午後5時開催です。
場所は、鹿児島市下荒田にある「城山 デリマルシェ」です。
皆さんも是非、お出かけください。

住所: 鹿児島市下荒田4丁目6-1 ※しろやまデリ・マルシェ前