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1月29日(金)シニア世代の心身の活力低下「フレイル」予防を特集!

コロナ禍の自粛生活でシニア世代の心と体の活力低下「フレイル」が心配されている。お年寄りの体力づくりに関する取り組みを紹介するシリーズ2回目。今回は、日置市伊集院町の子どもたちによる高齢者の見守り活動。そして、自らの自粛生活の様子を冊子にまとめる活動をしている指宿市の高齢者グループを紹介!

続けよう!介護予防・フレイル予防⓶ ~地域の支え合い~

フレイルとは、年をとって、心身の活力が低下した状態のことです。
また、「健康寿命」とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間とされています。

2018年発表の平均寿命を見てみると、男性が約80歳で、女性は約87歳で、健康寿命を比べてみると、男性はマイナス約9歳、女性はなんとマイナス約12歳、という結果になっています。
ですから、この健康寿命を延ばす取り組みが大切になっているわけなんです。

 

こどもお助け隊(日置市伊集院町)

コロナ禍における住民主体で行う、老人クラブの見守り活動。子ども達が自主的にボランティアを志願し、地域の高齢者を見守っています。

高齢者の皆さんは、子ども達とふれ合える時間をとても楽しみにしているようでした。
この活動がきっかけになって、生活にハリが出たり、ご自身もまわりへの声掛けなど、社会との接し方が変わったという方もいらっしゃいました。

片野田高齢者クラブ 若松会(指宿市)

片野田地区高齢者クラブ「若松会」では、ころばん体操などの活動をしていましたが、
現在はコロナ禍で活動が制限されています。

そこで、会員の片平みち子さんらが地区の高齢者の近況を写真と文章で綴り、小冊子にまとめて配布してました。
皆さんとても喜んで、もらった小冊子を宝物にしているそうです。
この小冊子からは、やさしさ、愛を感じますね。このボリュームを一週間足らずで作るわけですから、本当にすごい行動力です。 

健康寿命を延ばして、いつまでも生き生きと暮らすには、こういった助け合い支え合う社会づくりも欠かせないんですね。