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12月8日(火)コロナ禍で迎えるお正月!ウワサの“幸先詣”とは?

今年はコロナ禍の影響を受けて、神社では『幸先詣』が始まっています。幸先詣とは何なのか?照國神社鹿児島縣​護國神社に行って、参拝方法と共に教えてもらいました!
今年ならではの神社の新サービスや、境内のマル秘パワースポットもご紹介します。

照國神社

照國神社は、1863年に島津家28代当主・島津斉彬を祀るために創建。元々この場所は鶴丸城の一角で、南泉院というお寺がありました。しかし島津斉彬の死後、薩摩藩と江戸幕府の仲が悪くなったことで神社設立の運動が起こり、創建に至ったそうです。
事業や仕事などの商売繁盛、縁結びの御利益があります。

コロナ禍で迎えるお正月 幸先詣とは?

この12月に注目なのが、「幸先詣」。いつもなら元日からのみ授与される縁起物やお札を12月に揃え、明年の年神様を迎えることを、幸先詣といいます。

今こそ知りたい正しい参拝

まずは手水舎で手を清めます。コロナウイルス感染症防止のため柄杓を撤去してあるので、直接手を洗ったら口に水をふくんでゆすぎ、最後にまた手を洗います。

神門の方に向かって一礼。照國神社は鳥居が道路にあり歩行者はくぐれないため、代わりに神門でご挨拶をします。中央は神様の通る道で左は格の低い位置となることから、左から入るのが正しい作法です。入るときも左足からです。

お賽銭はお気持ちの分を。あとは二拝二拍手一拝です。しっかり距離を取り、島津斉彬の座右の銘である「思無邪(邪悪の気持ちない ありのままの心)」の気持ちでお参りすることが大切なんだそうです。

照國神社では幸先詣限定御朱印を準備しています。コロナ対策で半紙でのお渡しのみとなります。また今年は振る舞い酒は行わないとのことです。

【照國神社】
住所:鹿児島市照国町19-35
 

鹿児島縣護國神社

続いて向かったのは、鹿児島県護國神社。西郷隆盛や大久保利通と共に近代国家のために尽くした志士たち、およそ7万7千6百柱が祀られています。
戊辰戦争で薩摩藩が活躍したことから、明治天皇が直々に費用を下賜。全国の護國神社の中でも鹿児島は先駆けて創られました。子孫の繁栄・必勝など、全般的なご加護を頂けます。

コロナ禍で迎えるお正月 神社の対策は?

護國神社でも幸先詣を実施しています。手水舎の柄杓廃止などの感染症対策を行っており、御祈願の際には密集を避けるための広い控室があるので、安心してお参りできます。

知っておきたい!マル秘パワースポット

マスクをつけた狛犬
参拝していただく方にもマスクをつけてほしいという思いで、狛犬もマスクをつけています。

社殿すぐ裏から湧き出る自然の水
山に囲まれている本殿の裏からは、湧き水が絶えず流れていています。湧き水は手水舎の水にも使用されていて、飲み水にもなります。

生命力の強い 大王松の ご神木
鳥居を出て右に曲がった先にあるご神木の松の木。大王松と呼ばれていて、とても大きな松ぼっくりをつけるので、その生命力にあやかれると隠れたパワースポットになっています。

護國神社では、今年からお札や御守りなどを郵送で授与することができます。HPなどで申込表を取り寄せて、FAXや電話などでご注文ください。コロナを克服する、桜島の火山灰入りの御守りも新たに縫製されています。
今年はの獅子舞奉納は密集を避けるため時間を決めずに行うそうです。

【鹿児島縣 護國神社】
住所:鹿児島市草牟田2-60-7
​お問い合わせ:099-226-7030
克守 初穂料1000円