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KTSドキュメンタリー 『テレビで会えない芸人』が 放送文化基金賞で優秀賞を受賞

放送文化基金賞は、視聴者に感銘を与え、放送文化の発展と向上に寄与した優れた放送番組、そして放送文化、放送技術の分野での顕著な業績を対象に表彰されます。
第47回放送文化基金賞番組部門は、2020年4月1日から2021年3月31日までに初めて放送し、応募、推薦された番組が対象で、専門委員会、審査委員会、理事会で厳正な審査を行った結果、「番組部門テレビエンターテインメント番組」の「優秀賞」作品として、鹿児島テレビ放送が制作した『テレビで会えない芸人』が選ばれました。
鹿児島テレビ放送が、放送文化基金賞を受賞するのは今回が初めてとなります。
『テレビで会えない芸人』の受賞は、2020年日本民間放送連盟賞・テレビエンターテインメント番組「最優秀賞」、FNSドキュメンタリー大賞「大賞」、第58回ギャラクシー賞テレビ部門「優秀賞」に続いての4回目となります。

<選考理由>
テレビを離れ、政治や社会問題をネタにした笑いで密かに人気を集める芸人・松元ヒロ。
その舞台裏への密着を通して、笑いとは何か、芸人とは何かを問いかける。自己規制や忖度
がはびこる現在のテレビや社会のあり方に疑問を投げかけ、エンターテインメントの枠を
広げようとする意欲作である。
 
 

KTS鹿児島テレビ 制作 『テレビで会えない芸人』

≪番組概要≫
密かに注目を集めるお笑い芸人がいる。松元ヒロ、鹿児島生まれ。
かつては社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」で数々の番組に取り上げられ、人気を集めた。20年前、テレビを棄て、主戦場を舞台に移す。政治や社会問題をネタに、“笑い"で一言モノ申す。会場は満員、チケットは入手困難。しかし、規制に縛られる既成のメディアから声はかかることは無い・・・何故か。
2019年春から1年間、故郷のカメラが密着した。
テレビで会えない芸人から今の世の中を覗いてみる。その先には、モノ言えぬ社会"が浮かび上がってきた。
 
<スタッフ>
制作:野元俊英、プロデューサー:四元良隆、ディレクター:牧 祐樹、
撮影:鈴木哉雄、MA:万善弘美、構成協力:岩井田洋光
<出演>
松元ヒロ、松元俊子、松元大地、山下義彦、山下敬子
 
■プロデューサー・四元良隆(鹿児島テレビ放送 報道制作局制作部)受賞のコメント
「不寛容な時代」と言われています。異質なモノ(意見)を攻撃し、排除する風潮。
この社会を反映するかのように、私たちのテレビの世界にもその波は押し寄せています。
少しでも、世の中と合わない意見や表現方法をすればバッシングに晒され、取り除かれていく・・・。
いつしか、「批判されないこと」が最優先になり、コンプライアンスの名の下、この流れは加速する一方です。
そうした中、一人の芸人と出会いました。そして、「大切なコト」を教えてもらいました。
“これからのテレビはどう在るべきか ”、、、
テレビで会えない芸人から託されたバトン、しっかりと握りしめながら、また地方から
「モノ言うテレビ」を作り続けていきたいと思います。