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鹿児島市でワクチン集団接種シミュレーション 

2021年4月14日19:50

5月下旬から75歳以上の高齢者向けに新型コロナウイルスのワクチン接種を予定している鹿児島市では、13日、集団接種会場でのシミュレーションが初めて行われました。

鹿児島市のワクチン接種は、かかりつけ医による「個別接種」を基本に進められる予定ですが、「集団接種会場」を設置することでできるだけ多くのワクチン接種機会を確保することにしています。

市内で唯一の集団接種会場となる鹿児島市の中央保健センターでは、13日午後6時半から市の医師会の医師や看護師、それにワクチンを接種される人を想定した50人の市職員が参加してシミュレーションが行われました。

実際の動きを確認すると、特に改善する必要があったのは受け付けでした。

受け付けまでの待ち時間を高齢者が立ったままで待つことになるといった声や、アクリル板越しでは声が聞きづらいといった意見が出ました。

また、ワクチンを接種するブース内では、医師の問診から接種を終えるまでの時間について、3分以内を目標に一人一人時間を計りながら動きを確認しました。

シミュレーションでは、体調が悪化した市民がいたという想定で救急隊も参加して搬送手順の確認も行われました。

鹿児島医師会の米盛公治理事は「どんな会場でどのような準備をしても、実際にシミュレーションを行ってみると小さい問題がいくつか出てくると思うので、問題をひとつひとつ丁寧につぶしていって、高齢者の方々への接種がスムーズにいくよう知恵を出して考えていきたい」と話していました。

また、鹿児島市感染症対策課の土屋幹雄課長は「高齢者の方がここに来ても個別接種と同じように受けられるよう、安心安全な接種体制ができるようにしたい」と述べました。

鹿児島市では今回のシミュレーションをもとに、接種までの流れを整理した上で、5月下旬に予定されている集団接種の開始に備えることにしています。

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