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「若き薩摩の群像」に薩摩出身でない2人の銅像を新たに設置 鹿児島

2020年9月8日19:09

 JR鹿児島中央駅前のシンボルで、薩摩藩英国留学生らの功績をたたえる「若き薩摩の群像」に、8日、新たに薩摩出身でない2人の銅像を設置する作業が行われました。

 新たに設置されるのは、土佐(高知)出身の高見弥一と長崎出身の堀孝之の2人の銅像です。

 1982年に建てられた「若き薩摩の群像」は、幕末にイギリスに派遣され、日本の近代化に貢献した薩摩藩英国留学生ら19人の功績をたたえるものですが、これまで、薩摩出身ではない2人の銅像はありませんでした。

 しかし、群像に2人の追加を求める声があがり、今年2月、鹿児島市の森博幸市長は、国体などで多くの観光客が見込まれる中で「鹿児島が排他的だと思われかねない」と、銅像の追加を表明しました。

 8日は、制作を手がけた彫刻家の中村晋也さん(94)立ち合いのもと、業者がクレーンで1体約200キロの銅像をつり上げ、慎重に微調整しながら石の台座に設置しました。

 そして新たな群像2体に合わせ、これまでの17体は、建てられた当時の黒色にお色直しが行われました。

 中村さんは「全員そろうことが一番いいこと。今の鹿児島の人たち、特に若い人たちがこれを誇りに思ってくれるようになってほしい」と、話しました。

 追加された2人の銅像の正式なお披露目は、今月末ごろに予定されています。

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