霧島市長選挙 SNSを活用した選挙戦も 現職と新人2人の三つどもえ 鹿児島
2025年11月12日(水) 18:46
任期満了にともなう鹿児島県霧島市長選挙が11月9日に告示され、現職と新人2人による三つどもえの選挙戦となっています。
各陣営はSNSを活用した選挙戦も展開しています。それぞれの動きを取材しました。
霧島市長選挙に立候補しているのは、届け出順に新人で元市議会議員の山田龍治さん、新人で元市議会議員の今吉直樹さん、現職で3期目を目指す中重真一さんのいずれも無所属の3人です。
無・新 元市議会議員 山田龍治候補
「自主財源があってこそ、市民の皆さんに還元ができる。それが今の霧島市にありますかと問いたい。今、16億6200万円のふるさと納税です。都城市は176億円です。都城市ができて霧島市ができないはずがありません」
新人の山田さんは、国会議員秘書などを経て、霧島市議会議員を1期務め、霧島市長選は3回目の挑戦です。
固定資産税の減税や水道料金の値下げなどで市民の負担を減らすとともに、ふるさと納税を拡充させその財源を地域の活性化策にあてると訴えます。
無・新 元市議会議員 今吉直樹候補
「大きな危機に直面している。地域の衰退です。人口が減って生まれてくる子どもたちが減っている。今20年前と比べて子どもが生まれる数は43%も減少した。このまま現状維持が続くと、ふるさとなくなります」
新人の今吉さんは、霧島市元職員で市議会議員を1期務め、市長選の挑戦は初めてです。
少子化や観光客の減少、市の中心部と周辺部の地域間格差などを課題としてあげ、市長と市民の対話を基本に据えてその対策に取り組むと呼びかけています。
無・現 中重真一候補
「1次産業 2次産業 3次産業、すべてがそろっているのが霧島市。このすべてをバランス良く発展させていかなければいけない。すべてつながることによって、霧島市はより大きな発展をしていくのではないか。安定した市政運営を行いながら霧島市を発展させていきたい」
現職の中重さんは市議会議員と県議会議員を経て市長に。
今回は3期目を目指します。
2期8年で達成した超高速ブロードバンドの市内全域整備や市立の病院の開設の実績を強調。
さらに政策を加速させていくと訴えています。
ところで霧島市は8月の大雨で多くの浸水被害や土砂災害が発生しました。
そのため今回の選挙では今後の防災行政のあり方も争点のひとつとなっています。
無・新 元市議会議員 山田龍治候補
「雨量がどういう時にどういう対応するというのをしっかりマニュアル化して。市の方が積極的にソフトを、人の方を育ててそのあとにハードをしていかないといくらでも災害が起きるたびにハードを強化していくといくらでもお金がかかるので」
無・新 元市議会議員 今吉直樹候補
「食料や資材の備蓄、これは当たり前のこと。でもそれが一部できていなかった。地域のつながりだったり防災の知識を持った人づくり、市民団体とか民間団体との有事に対する備えというのをしていかなければなりません」
無・現 中重真一候補
「しっかりとスピード感を持って進めていくこと。国交省ともウェブ会議等を行い雨水管理総合計画、下水道事業を使ったもの以外の事業も導入できないかといった協議も現に進めているので。災害に強いまちづくりを進めていく」
また、今回の選挙の注目点のひとつが各陣営のSNSの活用です。
山田陣営は、選挙前からユーチューブなどを活用。
霧島市が抱える課題ごとに動画を上げ、公約を説明しています。
今吉陣営も同様に選挙前から複数の動画を上げ、知名度のアップに力を注いできました。
中重陣営も、選挙戦スタート後、SNSを積極的に活用し情報発信に努めています。
このような動きを市民はどう受け止めているのでしょうか。
有権者
「YouTube見ていたら出てきたので、私でも見るかなという感じ」
「新聞とか取っていないのでインターネットとかで文章が来ても、それよりもインターネットの方が若い人たちも見やすいのかな」
「ポスターとかチラシとかが入っていたり、私はあまり(ネットが)得意ではないので」
「あまり見ないです。確かな情報。色々候補者の意見を聞いたりとか、それを元に(投票を)やりたいと思います」
霧島支局・徳永建一記者
「市政の継続か刷新か、そして合併20年目の市政を託されるのは誰なのか。投票は16日です」
各陣営はSNSを活用した選挙戦も展開しています。それぞれの動きを取材しました。
霧島市長選挙に立候補しているのは、届け出順に新人で元市議会議員の山田龍治さん、新人で元市議会議員の今吉直樹さん、現職で3期目を目指す中重真一さんのいずれも無所属の3人です。
無・新 元市議会議員 山田龍治候補
「自主財源があってこそ、市民の皆さんに還元ができる。それが今の霧島市にありますかと問いたい。今、16億6200万円のふるさと納税です。都城市は176億円です。都城市ができて霧島市ができないはずがありません」
新人の山田さんは、国会議員秘書などを経て、霧島市議会議員を1期務め、霧島市長選は3回目の挑戦です。
固定資産税の減税や水道料金の値下げなどで市民の負担を減らすとともに、ふるさと納税を拡充させその財源を地域の活性化策にあてると訴えます。
無・新 元市議会議員 今吉直樹候補
「大きな危機に直面している。地域の衰退です。人口が減って生まれてくる子どもたちが減っている。今20年前と比べて子どもが生まれる数は43%も減少した。このまま現状維持が続くと、ふるさとなくなります」
新人の今吉さんは、霧島市元職員で市議会議員を1期務め、市長選の挑戦は初めてです。
少子化や観光客の減少、市の中心部と周辺部の地域間格差などを課題としてあげ、市長と市民の対話を基本に据えてその対策に取り組むと呼びかけています。
無・現 中重真一候補
「1次産業 2次産業 3次産業、すべてがそろっているのが霧島市。このすべてをバランス良く発展させていかなければいけない。すべてつながることによって、霧島市はより大きな発展をしていくのではないか。安定した市政運営を行いながら霧島市を発展させていきたい」
現職の中重さんは市議会議員と県議会議員を経て市長に。
今回は3期目を目指します。
2期8年で達成した超高速ブロードバンドの市内全域整備や市立の病院の開設の実績を強調。
さらに政策を加速させていくと訴えています。
ところで霧島市は8月の大雨で多くの浸水被害や土砂災害が発生しました。
そのため今回の選挙では今後の防災行政のあり方も争点のひとつとなっています。
無・新 元市議会議員 山田龍治候補
「雨量がどういう時にどういう対応するというのをしっかりマニュアル化して。市の方が積極的にソフトを、人の方を育ててそのあとにハードをしていかないといくらでも災害が起きるたびにハードを強化していくといくらでもお金がかかるので」
無・新 元市議会議員 今吉直樹候補
「食料や資材の備蓄、これは当たり前のこと。でもそれが一部できていなかった。地域のつながりだったり防災の知識を持った人づくり、市民団体とか民間団体との有事に対する備えというのをしていかなければなりません」
無・現 中重真一候補
「しっかりとスピード感を持って進めていくこと。国交省ともウェブ会議等を行い雨水管理総合計画、下水道事業を使ったもの以外の事業も導入できないかといった協議も現に進めているので。災害に強いまちづくりを進めていく」
また、今回の選挙の注目点のひとつが各陣営のSNSの活用です。
山田陣営は、選挙前からユーチューブなどを活用。
霧島市が抱える課題ごとに動画を上げ、公約を説明しています。
今吉陣営も同様に選挙前から複数の動画を上げ、知名度のアップに力を注いできました。
中重陣営も、選挙戦スタート後、SNSを積極的に活用し情報発信に努めています。
このような動きを市民はどう受け止めているのでしょうか。
有権者
「YouTube見ていたら出てきたので、私でも見るかなという感じ」
「新聞とか取っていないのでインターネットとかで文章が来ても、それよりもインターネットの方が若い人たちも見やすいのかな」
「ポスターとかチラシとかが入っていたり、私はあまり(ネットが)得意ではないので」
「あまり見ないです。確かな情報。色々候補者の意見を聞いたりとか、それを元に(投票を)やりたいと思います」
霧島支局・徳永建一記者
「市政の継続か刷新か、そして合併20年目の市政を託されるのは誰なのか。投票は16日です」

















































































































