ニュース・スポーツ

サッカーＪ３鹿児島ユナイテッドＦＣの代表の男性が虚偽の登記手続きをしたとして、３月書類送検された事件を受けて、塩田知事は１２日「コンプライアンスはしっかりしていく必要がある」とコメントしました。

鹿児島県・塩田知事
「応援している県民の気持ちを考えれば、コンプライアンス関係はしっかりしていく必要がある」

１２日朝、塩田知事は鹿児島ユナイテッドＦＣの徳重剛代表の書類送検について問われると、このように答えました。

関係者などによりますと、徳重代表は２０２０年、クラブの関連法人の登記申請をめぐって、男性理事が辞任したとする、嘘の書類を無断で印鑑を作り押印するなどして作成し、法務局に提出した疑いで３月５日付で鹿児島地検に書類送検されました。

男性理事からの告発を受けて警察が捜査していたもので、男性理事はＫＴＳの取材に「代表の行為は許せない。チームが健全化してほしいというのが一番」とコメントしています。

県と鹿児島市は２０２４年度、クラブへの広告費としてそれぞれ７５０万円を計上しています。

また、クラブの運営会社と県、鹿児島市などで構成され、ＰＲ活動を行う実行委員会の負担金について、鹿児島市は２０２４年度１０００万円を計上し、県も過去に予算を計上した実績があります。

今後の県からクラブへの支出について、塩田知事はー

鹿児島県・塩田知事
「事実関係がどうなっているのかよく分からないので、今のところ それについてどうこうということではない。シーズン中なので選手の皆さんには試合に集中して頑張ってもらいたい」