枕崎と鹿児島空港を結ぶバス 2024年度限りで廃止 運転手不足やコロナ禍による利用者減
2025年1月23日(木) 18:20
利用者からは、存続を望む声が聞かれました。
鹿児島県枕崎市と鹿児島空港を結ぶ鹿児島交通の空港連絡バスが、今年度限りで廃止されることが分かりました。
空港連絡バスの発着地となっている、1月23日昼過ぎの枕崎市です。空港連絡バスの廃止について話を聞くと、利用者からは不安や存続を望む声が聞かれました。
埼玉から帰省
「(鹿児島)市内を1回経由するより直通の方がいい。ちょっと残念です」
「本数は減るかもしれないが、それでも残してほしい」
茨城から帰省
「なんとかならなかったのですかね。小さなバスでもいいから1日2便、1便でもいいから(運行)してほしい。私だけでないと思う。このように思っているのは」
2025年3月31日で廃止されるのは、南さつま市や日置市を経由して、枕崎市と鹿児島空港を結ぶ鹿児島交通の空港連絡バスです。
鹿児島交通によりますと、運転手不足が廃止の理由ですが、コロナ禍で利用者が減り赤字も膨らんでいたということです。
この路線の2023年度の利用者は2万1278人、1日4往復で運行しているため、単純計算で1便あたりの利用者は約7人です。
枕崎市は路線維持のために20年ほど前から補助金を出していましたが、2024年10月ごろ、鹿児島交通から廃止の意向が伝えられ、南さつま市や日置市と協議を行った結果、廃止を受け入れることにしたということです。
廃止により、枕崎市と空港を結ぶ直通便はなくなり、枕崎市からバスで鹿児島空港に向かうには、鹿児島市などでの乗り換えが必要となります。
鹿児島県枕崎市と鹿児島空港を結ぶ鹿児島交通の空港連絡バスが、今年度限りで廃止されることが分かりました。
空港連絡バスの発着地となっている、1月23日昼過ぎの枕崎市です。空港連絡バスの廃止について話を聞くと、利用者からは不安や存続を望む声が聞かれました。
埼玉から帰省
「(鹿児島)市内を1回経由するより直通の方がいい。ちょっと残念です」
「本数は減るかもしれないが、それでも残してほしい」
茨城から帰省
「なんとかならなかったのですかね。小さなバスでもいいから1日2便、1便でもいいから(運行)してほしい。私だけでないと思う。このように思っているのは」
2025年3月31日で廃止されるのは、南さつま市や日置市を経由して、枕崎市と鹿児島空港を結ぶ鹿児島交通の空港連絡バスです。
鹿児島交通によりますと、運転手不足が廃止の理由ですが、コロナ禍で利用者が減り赤字も膨らんでいたということです。
この路線の2023年度の利用者は2万1278人、1日4往復で運行しているため、単純計算で1便あたりの利用者は約7人です。
枕崎市は路線維持のために20年ほど前から補助金を出していましたが、2024年10月ごろ、鹿児島交通から廃止の意向が伝えられ、南さつま市や日置市と協議を行った結果、廃止を受け入れることにしたということです。
廃止により、枕崎市と空港を結ぶ直通便はなくなり、枕崎市からバスで鹿児島空港に向かうには、鹿児島市などでの乗り換えが必要となります。