村長「確実に鎮火に向かっている」 硫黄島の山林火災 発生から2日も消火活動続く 鹿児島・三島村
2025年1月21日(火) 18:10
三島村の硫黄島の山林火災は発生から2日が経ちました。1月21日、島の上空から煙は確認できませんでしたが、鎮火には至っておらず、これまでにテニスコート25面分にあたる5000平方メートル以上が消失したとみられています。
安楽遥記者
「火災の発生から2日が経過した硫黄島上空です。ここからは特に煙が上がっている様子は確認できません」
21日午前11時半、硫黄島上空から火災現場を撮影した映像です。煙は確認できませんが、山林が焼けた跡が所々に見られ、火災の規模の大きさがわかります。
この火事は、三島村の硫黄島で19日昼前に発生したもので、これまでにテニスコート25面分にあたる5000平方メートル以上が焼失したとみられています。現在も鎮火しておらず自衛隊や消防による消火活動が続いています。
けが人はおらず、現場は集落から約500メートル離れた高台にあるため、住民125人は避難はしていません。鎮火の見通しが立っていない中、20日現地入りした三島村の大山辰夫村長は「確実に鎮火に向けて進んでいる」と話します。
三島村 大山辰夫村長
「燃えている箇所は当初から比べると少なくなってきた。そういう意味では確実に鎮火に向けて進んでいる。状況次第だが、おそらく自衛隊の消火活動はきょうで(終わる)。あとは消防がやる。消えたと思ってもまた煙が出る。そういう所を地道に消火活動して完全な鎮火に向けてやっていく」
現在も村の職員と自衛隊、5つの市の消防車両や人員が対応にあたっています。
山林火事について、さらに見ていきます。こちら硫黄島の地図です。火事が起きたのは島の南側の岬の主に東側の部分です。岬の根元に港があり、港一帯の集落に島のみなさんが住んでいます。
火災部分は高台となっています。この岬、先端には展望台があるんですが、岬一帯は林となっていて人は住んでいません。また近くにNTTの鉄塔などライフライン設備もあるんですが、大山村長はそれらの設備について「一時延焼したが消火した。影響なし」としています。完全鎮火にむけての消火活動が続けられています。
安楽遥記者
「火災の発生から2日が経過した硫黄島上空です。ここからは特に煙が上がっている様子は確認できません」
21日午前11時半、硫黄島上空から火災現場を撮影した映像です。煙は確認できませんが、山林が焼けた跡が所々に見られ、火災の規模の大きさがわかります。
この火事は、三島村の硫黄島で19日昼前に発生したもので、これまでにテニスコート25面分にあたる5000平方メートル以上が焼失したとみられています。現在も鎮火しておらず自衛隊や消防による消火活動が続いています。
けが人はおらず、現場は集落から約500メートル離れた高台にあるため、住民125人は避難はしていません。鎮火の見通しが立っていない中、20日現地入りした三島村の大山辰夫村長は「確実に鎮火に向けて進んでいる」と話します。
三島村 大山辰夫村長
「燃えている箇所は当初から比べると少なくなってきた。そういう意味では確実に鎮火に向けて進んでいる。状況次第だが、おそらく自衛隊の消火活動はきょうで(終わる)。あとは消防がやる。消えたと思ってもまた煙が出る。そういう所を地道に消火活動して完全な鎮火に向けてやっていく」
現在も村の職員と自衛隊、5つの市の消防車両や人員が対応にあたっています。
山林火事について、さらに見ていきます。こちら硫黄島の地図です。火事が起きたのは島の南側の岬の主に東側の部分です。岬の根元に港があり、港一帯の集落に島のみなさんが住んでいます。
火災部分は高台となっています。この岬、先端には展望台があるんですが、岬一帯は林となっていて人は住んでいません。また近くにNTTの鉄塔などライフライン設備もあるんですが、大山村長はそれらの設備について「一時延焼したが消火した。影響なし」としています。完全鎮火にむけての消火活動が続けられています。