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１月９日の鹿児島は日中も日差しが少なく、風が吹き寒い一日となりました。

さらに９日夜から１０日にかけては平地で雪のおそれも。

そんな中、街にはホッと温まるものを手にする人たちの姿もありました。

美川愛実アナウンサー
「午後２時３０分を過ぎた鹿児島市の天文館です。手元の温度計を見ますと、気温は９．８℃となっています。手がかじかむ寒さです」

９日の九州南部は九州南部の上空にあるこの冬一番の強い寒気の影響で、冬型の気圧配置が強まり厳しい寒さとなりました。

最低気温は鹿児島県伊佐市大口では０．８度、志布志市やさつま町柏原では１．３度となりました。

鹿児島市も日中は気温が１０度にとどかず、街中では厚手のコートに身を包み、ポケットに手を入れて足早に歩く人の姿が見られました。

中にはあたたかそうなドリンクを持つ人たちも。

街の人
「コーヒーです」
「寒かったのでコーヒーを買いに出ました。心が温まります」

こちらは名古屋から観光で訪れたという家族です。

名古屋から訪れた観光客
「あったかいダウンをしっかり着て、子供も含めて対策している。寒かったと思います。８日は霧島に泊まったが結構ひんやりしていた」

鹿児島地方気象台によりますと、１０日朝の県内はさらに冷え込みが強まる見込みで、薩摩地方の山地を中心に９日夜遅くから１０日の明け方にかけて大雪となり、平地でも雪が積もるおそれがあるということです。

寒さの影響で、これらのことに注意してください。

１路面の凍結
２交通障害への対策（冬用タイヤの装着や公共交通機関遅延の可能性）
３農作物や農業施設の管理にも気をつけてください。