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チョウも寒さがこたえる  リュウキュウアサギマダラが越冬 鹿児島・奄美大島

2025年1月8日(水) 18:58

奄美地方でも寒さが続く中、鹿児島県奄美市笠利町の林ではチョウの仲間の「リュウキュウアサギマダラ」が寒さに耐え、冬を越す姿が見られました。

奄美市笠利町の林です。

木の枝に止まってじっとしているのが「リュウキュウアサギマダラ」です。

茶色と水色のまだら模様が特徴です。

奄美大島から南の島に生息し、冬場、気温が15度以下になると、北風のあたらない場所に集団で集まる習性があります。

撮影した午前9時ごろの気温は13.1℃。

この日は一本の木に20匹以上が羽を寄せ合い、寒さに耐えていました。

日が差し込み暖かくなると、羽を広げたり、あたりを飛び回ったりしますが、太陽が雲に隠れると再びじっとします。

春が待ち遠しいリュウキュウアサギマダラですが、県内では9日から土曜日にかけては、強い寒気の影響で気温がさらに下がりそうです。

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