「家族を失った悲しみは消えない」 鹿児島市で犯罪被害者支援フォーラム 犯罪被害者への支援のあり方とは
2024年11月27日(水) 18:26
犯罪被害者が置かれている状況を理解し、支援のあり方を考えるフォーラムが、27日、鹿児島市で開かれました。
「小倉北警察暑からです。お嬢さんがお亡くなりになりました。『殺害』と言われ、本当に頭は真っ白になり、この時から犯罪被害者という立場に置かれてしまう人生に変わってしまいました」
今回で20回目の開催となるフォーラムは、政府が定める「犯罪被害者週間」に合わせて開かれたものです。
講師を務めたのは県内に住む、犯罪被害者遺族の新原さとみさんです。
新原さんは2011年、北九州市に住んでいた当時24歳の娘を殺害され、犯罪被害者遺族に。
加害者は同じマンションに住む男性で、精神障害があったといいます。
新原さん
「(加害者は)精神的な病気になり薬を飲んでいたそうです。それを飲み続けてさえてくれたら、こんな事件を起こさずに済んだのにと思います。どんな生き方をしても、大切な家族を失った悲しみだけは消えることはありません。会いたいです」
新原さんは参加者らに、犯罪被害者や遺族にどのように寄り添えばいいか、実体験を交えながら話し、「加害者を生まない社会になってほしい」と訴えていました。
「小倉北警察暑からです。お嬢さんがお亡くなりになりました。『殺害』と言われ、本当に頭は真っ白になり、この時から犯罪被害者という立場に置かれてしまう人生に変わってしまいました」
今回で20回目の開催となるフォーラムは、政府が定める「犯罪被害者週間」に合わせて開かれたものです。
講師を務めたのは県内に住む、犯罪被害者遺族の新原さとみさんです。
新原さんは2011年、北九州市に住んでいた当時24歳の娘を殺害され、犯罪被害者遺族に。
加害者は同じマンションに住む男性で、精神障害があったといいます。
新原さん
「(加害者は)精神的な病気になり薬を飲んでいたそうです。それを飲み続けてさえてくれたら、こんな事件を起こさずに済んだのにと思います。どんな生き方をしても、大切な家族を失った悲しみだけは消えることはありません。会いたいです」
新原さんは参加者らに、犯罪被害者や遺族にどのように寄り添えばいいか、実体験を交えながら話し、「加害者を生まない社会になってほしい」と訴えていました。