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勤務時間の報告書を改ざんし、超過勤務手当約２７万円を不正に受給したとして、２７日付で古仁屋海上保安署の４７歳の男性職員が懲戒免職となりました。

２７日付けで懲戒免職となったのは、古仁屋海上保安署の４７歳の男性職員です。

奄美海上保安部によりますと、給与計算の役割を担っていた男性職員は、２０２３年４月分と、２０２３年１０月から２０２４年３月分の勤務時間の報告書の中で、自身の超過勤務時間数を、あわせて８０時間多く計上し、約２７万円を不正に受給したということです。

２０２４年４月、男性の上司が男性の勤務時間を確認した際に、過去に報告を受けていた時間数より多いと感じたことから、奄美海上保安部に報告し、発覚したもので、男性は聞き取りに対し「本土に行くための交通費を捻出するためだった」と話し、事実関係を認めているということです。

これを受けて奄美海上保安部は、男性職員を懲戒免職とするとともに、不正行為を未然に防止できなかったとして、上司の５６歳の男性職員についても、２７日付けで減給１ヶ月の懲戒処分としました。