県選出の森山裕議員が自民党幹事長就任 起用のポイントは? 鹿児島
2024年10月1日(火) 18:17
石破新総理が率いる自民党では、9月30日、党の新たな幹事長として衆議院鹿児島4区選出の森山裕議員が選ばれました。
幹事長は党のナンバー2の重要ポストで、自民党の政策決定の中心となり、選挙の候補者を党として公認するかどうかの判断にも関わります。
森山さんはこれまでに自民党の役員としては、長く国会対策委員長を務めた経験もありますが、今回、幹事長として森山さんが起用された意味について、フジテレビ政治部長の松山俊行さんは「調整役」をポイントにあげます。
フジテレビ政治部長 松山俊行解説委員
「石破新総裁は元から党内基盤が非常に弱い。森山新幹事長が支えることで党内の融和が図れる。国体委員長時代に与党内、自民党、公明党の連立政権を支えるための調整、あともう一つは国対委員長ですから国会を進めるうえでの野党との調整、そういったことにずっと携わってきた。その間に培われた人脈の広さが非常に大きい。こういったことを最大限に生かして石破政権を支えていく構図になっている」
今回の解散総選挙のタイミングも森山さんが強く関わっていると松山さんは話します。
フジテレビ政治部長 松山俊行解説委員
「森山氏が『とにかく選挙は早い方がいい』と、できる限り早い期間で選挙をするためには10月27日の投開票でやるべきだと強く言ったといわれている。その意見を最終的に取り入れたという意味でも、石破新首相に対する森山氏の影響力の大きさが見て取れる」
一方、松山さんは森山さんが抱える課題として次の点を指摘しています。
フジテレビ政治部長 松山俊行解説委員
「国体委員長を長くやられていたということで、日程ベースで政策をを実現していこうとする。政治をうまく運んでいくプロフェッショナルの政治家、その能力が非常に高い方だと思う。例えば日米関係をどう持っていくかとか、そういった点では必ずしも詳しい分野ではないので そういった所はきちんと石破政権のなかで別の形での政策面でのアドバイザーが必要」
自民党の幹事長は県関係では亡くなった二階堂進氏以来、約40年ぶりということです。
1日発足する石破新内閣ですが、衆議院は10月9日解散、衆院選は27日投開票で実施される見込みで、早くも与野党は臨戦態勢に入ります。
幹事長は党のナンバー2の重要ポストで、自民党の政策決定の中心となり、選挙の候補者を党として公認するかどうかの判断にも関わります。
森山さんはこれまでに自民党の役員としては、長く国会対策委員長を務めた経験もありますが、今回、幹事長として森山さんが起用された意味について、フジテレビ政治部長の松山俊行さんは「調整役」をポイントにあげます。
フジテレビ政治部長 松山俊行解説委員
「石破新総裁は元から党内基盤が非常に弱い。森山新幹事長が支えることで党内の融和が図れる。国体委員長時代に与党内、自民党、公明党の連立政権を支えるための調整、あともう一つは国対委員長ですから国会を進めるうえでの野党との調整、そういったことにずっと携わってきた。その間に培われた人脈の広さが非常に大きい。こういったことを最大限に生かして石破政権を支えていく構図になっている」
今回の解散総選挙のタイミングも森山さんが強く関わっていると松山さんは話します。
フジテレビ政治部長 松山俊行解説委員
「森山氏が『とにかく選挙は早い方がいい』と、できる限り早い期間で選挙をするためには10月27日の投開票でやるべきだと強く言ったといわれている。その意見を最終的に取り入れたという意味でも、石破新首相に対する森山氏の影響力の大きさが見て取れる」
一方、松山さんは森山さんが抱える課題として次の点を指摘しています。
フジテレビ政治部長 松山俊行解説委員
「国体委員長を長くやられていたということで、日程ベースで政策をを実現していこうとする。政治をうまく運んでいくプロフェッショナルの政治家、その能力が非常に高い方だと思う。例えば日米関係をどう持っていくかとか、そういった点では必ずしも詳しい分野ではないので そういった所はきちんと石破政権のなかで別の形での政策面でのアドバイザーが必要」
自民党の幹事長は県関係では亡くなった二階堂進氏以来、約40年ぶりということです。
1日発足する石破新内閣ですが、衆議院は10月9日解散、衆院選は27日投開票で実施される見込みで、早くも与野党は臨戦態勢に入ります。