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２０２４年１年間の所得税などの確定申告の受け付けが１７日から始まりました。

野平美奈子記者
「会場に訪れた人はほとんどがスマートフォンでの申告を行っています」

鹿児島市鴨池新町の市町村自治会館に設けられた確定申告の会場では、２０２５年、ほとんどのブースでスマートフォンによる申告をサポートするための体制がとられています。

スマートフォンとマイナンバーカードのみで申告が完了する「ｅーＴａｘ」は、２００４年の導入以降、全国的に年々利用者が増えていて、最近は７割近くまで普及しています。

このため、全国の会場での申告者数もこの１０年間で半数近く減少していて、申告者全体の１割となっています。

会場を訪れた人は、自分のスマートフォンを使ってアドバイスを受けながら申告書を作成していました。

スマホで確定申告を行った人
「すごく便利になってきたし、楽になってきた」
「来年は自宅で（確定申告を）やってみようなと思う」

鹿児島税務署・國生貴子税務広報広聴官
「利便性を会場で体験してもらって、翌年以降の自宅からのｅーＴａｘでの申告に役立ててもらえれば」

確定申告会場は県内１５カ所に設けられていて、最長で３月１７日まで開設されています。