ウミガメ保護に取り組む小中学生が「サミット」で発表 かごしま水族館
2023年11月17日(金) 19:18
鹿児島県内でウミガメの保護活動に取り組む小中学生がそれぞれの取り組みについて発表する「サミット」が17日、鹿児島市で開かれました。
鹿児島市のいおワールド・かごしま水族館で開かれたのは「かごしま子どもウミガメサミット」。授業の一環として学校近くの砂浜でウミガメの保護活動を行う県内の14の小学校がオンラインで、肝付町立岸良学園(小中一貫)の児童生徒10人が会場を訪れてサミットに参加し、それぞれの保護活動の成果を発表しました。
オンライン参加の阿久根市・脇本小学校の児童は「砂浜のゴミ拾いなど自分たちができることを進んで行う」「夜遅く、砂浜で大声を出したり明るくするようなことをしない」と、日頃気をつけていることなどを発表しました。
県によりますと鹿児島県はウミガメの上陸数、産卵数が日本一で本土から離島まで多くのウミガメが産卵にやってきます。
会場で発表を行った肝付町・岸良学園は学校近くの岸良海岸でウミガメを卵から育てて放流まで行う一連の経験の中で学んだことについて発表しました。
「岸良海岸は鹿児島県では有数のアカウミガメの産卵地です。ウミガメを放流するときは日没直前に行うようにしています。そしてウミガメロードを作り自力で海まで歩かせるようにしています」
「クロマツを植樹し、岸良海岸の砂の流出を防ぐようにしています」
児童たちにとっては普段は接する機会が少ない、ほかの学校での活動内容を知ることができ、充実した時間となったようです。
岸良学園8年(中2)鈴木正海ルイスさん
「ほかの学校がしていることを余り知らなかったのでとても良い勉強になった」
岸良学園6年(小6)有馬夢奏さん
「ほかの学校の皆さんの意見も頭と心にとどめ、みんなといっしょにウミガメを守っていきたい」
鹿児島市のいおワールド・かごしま水族館で開かれたのは「かごしま子どもウミガメサミット」。授業の一環として学校近くの砂浜でウミガメの保護活動を行う県内の14の小学校がオンラインで、肝付町立岸良学園(小中一貫)の児童生徒10人が会場を訪れてサミットに参加し、それぞれの保護活動の成果を発表しました。
オンライン参加の阿久根市・脇本小学校の児童は「砂浜のゴミ拾いなど自分たちができることを進んで行う」「夜遅く、砂浜で大声を出したり明るくするようなことをしない」と、日頃気をつけていることなどを発表しました。
県によりますと鹿児島県はウミガメの上陸数、産卵数が日本一で本土から離島まで多くのウミガメが産卵にやってきます。
会場で発表を行った肝付町・岸良学園は学校近くの岸良海岸でウミガメを卵から育てて放流まで行う一連の経験の中で学んだことについて発表しました。
「岸良海岸は鹿児島県では有数のアカウミガメの産卵地です。ウミガメを放流するときは日没直前に行うようにしています。そしてウミガメロードを作り自力で海まで歩かせるようにしています」
「クロマツを植樹し、岸良海岸の砂の流出を防ぐようにしています」
児童たちにとっては普段は接する機会が少ない、ほかの学校での活動内容を知ることができ、充実した時間となったようです。
岸良学園8年(中2)鈴木正海ルイスさん
「ほかの学校がしていることを余り知らなかったのでとても良い勉強になった」
岸良学園6年(小6)有馬夢奏さん
「ほかの学校の皆さんの意見も頭と心にとどめ、みんなといっしょにウミガメを守っていきたい」