市道での野生動物観察 地元住民枠を設け実証実験へ 鹿児島・奄美大島
2022年8月9日19:10
夜間に鹿児島県奄美市の市道で予約制で行われている野生動物の観察について、環境省は地元住民用の枠を設けた実証実験を、9月に行うことを決めました。
環境省は、9日奄美市で開かれた会議で、奄美市住用町の市道「三太郎線」の周辺で夜間に実施されている、車両を使った予約制の野生動物の観察について、2022年のゴールデンウイークに地元住民が利用しづらい状況があったことを説明しました。
このため環境省は、奄美市住用町の住民を対象に1日1枠の「地元枠」を設けて9月、実証実験を行い、その内容を検証して、2023年のゴールデンウイークなどの繁忙期に適用する考えを示しました。
また、現在は予約1枠につき車両1台となっていますが、2台に増やす案も、検証する予定です。
環境省 奄美群島国立公園管理事務所 田口知宏 国立公園管理官
「地元の方と三太郎の距離が離れてしまうと、今後のルール運用という点でも、今後の地域の活性につながるルールの運用という形でもマイナスになってしまう。自然も守られつつ皆さんの満足度が高い利用ができれば。」
環境省は、9日奄美市で開かれた会議で、奄美市住用町の市道「三太郎線」の周辺で夜間に実施されている、車両を使った予約制の野生動物の観察について、2022年のゴールデンウイークに地元住民が利用しづらい状況があったことを説明しました。
このため環境省は、奄美市住用町の住民を対象に1日1枠の「地元枠」を設けて9月、実証実験を行い、その内容を検証して、2023年のゴールデンウイークなどの繁忙期に適用する考えを示しました。
また、現在は予約1枠につき車両1台となっていますが、2台に増やす案も、検証する予定です。
環境省 奄美群島国立公園管理事務所 田口知宏 国立公園管理官
「地元の方と三太郎の距離が離れてしまうと、今後のルール運用という点でも、今後の地域の活性につながるルールの運用という形でもマイナスになってしまう。自然も守られつつ皆さんの満足度が高い利用ができれば。」