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井村隆介の防災をマナブ

噴火の規模 第3回(静止画)

20190117
 

2019年1月17日 放送

(KTSウェザーセンター 渡司陵太)
「今回の防災をマナブはどんなテーマなのでしょうか?」

(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「これから20~30年の間に大きな噴火が予想される桜島の大正クラスの噴火がありますけど、噴火の規模を知っておくことはとても重要だと思います。」

噴火の規模を考えるために準備したのは、幅6mの桜島のパネルです。

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もし桜島がこの大きさだったとしたら、噴火で出てくる噴石や溶岩、火山灰などの量は全部でどれくらいになるのでしょうか。ボールの大きさで表現してみます。

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(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「桜島がこの規模だったとすると、桜島の普段の噴火を規模で表すと、実は小さな球、直径5ミリくらいになるんですけど、これが普段の桜島の1回分。噴煙というのはほとんど気体・ガスでできていて、その中に小さな火山灰がたくさん含まれていて、それを全部集めても、せいぜいパチンコ玉ぐらい」

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(KTSウェザーセンター 渡司陵太)
「鹿児島の火山は様々なものがあると思うんですけど、他の火山で例えるといかがですか?」

(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「2015年、口永良部島が噴火して全島民が避難されたというのがありましたけど、その規模をボールで表現するとこのピンポン玉くらいの大きさになる。桜島のちょっと大きめの噴火がパチンコ玉くらいですけど、口永良部島で2015年に全島民が避難された噴火はこのくらいの規模」

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次は1914年、桜島の大正噴火です。噴火の規模を示すボールがもっと大きくなりました。

(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「20世紀で起きた(国内)最大の噴火なんですけど、こんな感じですね。」

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(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「桜島の大正噴火はこれよりひとまわり大きいくらい。これが桜島の地下にあって、一気に出てしまったというのが大正噴火」

次は、およそ3万年前の姶良カルデラの噴火です。

(KTSウェザーセンター 渡司陵太)
「桜島の大きさのパネルに例えると、どれくらいの規模の噴火になるんですか?」

(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「6mぐらいあるパネルが桜島だと考えると、これとほぼ同じくらいの直径の大きな球」

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(KTSウェザーセンター 渡司陵太)
「CGが合わせられていると思うんですけど、本当に大きいですね」

(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「そうですね。この規模の噴火が今、起こってしまうと、南九州のすべての人間、動植物が、死に絶えてしまう。」

こうして見てみると、噴火とひと言で言っても、小さいものから大きいものまで様々な規模の噴火があることがわかります。しかし井村准教授は小さな規模の噴火でも油断してはならないと指摘します。

(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「姶良カルデラが噴火するような大きな噴火になると、大きな被害が出るというのは、みなさんも想像がつくと思うんですけど、一方で、御嶽山(2014年 岐阜・長野県境)の噴火をボールに例えると、ゴルフボールくらい。」

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(KTSウェザーセンター 渡司陵太)
「これまで見てきた噴火に比べると、そんなに大きくない規模ですね。」

(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「そうですね。噴火によって63人の方が亡くなられて、戦後最悪の火山噴火被害ということになった。」

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(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「噴火の規模、大きい・小さいというのは、怖い・怖くない、被害の大きさが、小さい・大きいという問題とは、ちょっと違うということを知っておいていただけるといいかなと思います。小さな噴火であっても、対応を間違ってしまう、避難のタイミングを間違ってしまうことが起こると、大きな災害につながる。そういうことを知っておいていただけると、いいと思います。」

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(2019/01/17 00:00)

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